印刷用紙サイズに画像を合わせる - Photoshopのチュートリアル

このレッスンでは、Photoshop で 印刷用紙に画像をできるだけ 合わせる方法を解説します。 通常、写真の撮影時の縦横比は 3 対 2 や、4 対 3 などが一般的です。 これに対して、写真を印刷する 機会の多い L 版の縦横比は 約 5 対 7 、ハガキの場合は 約 3 対 2 ですが ぴったり 3 対 2 ではないため、 微妙に差が生じてしまいます。 ですから、用紙の長辺に 写真を合わせようとすると 画像の一部分が切り落とされてしまうか、 または写真全体を収めようとすると、 用紙に余白が生じてしまいます。 そこであらかじめ、Photoshop で 画像を印刷する用紙に合わせて 全体をバランス良く配置しておくと、 できる限り余白や切り落としを 少なくすることができます。 画像を印刷する用紙サイズに合わせても いいのですが、 既存の画像を印刷する用紙に貼り付けて、 柔軟に伸縮させて合わせる方が 簡単です。 ここでは、ハガキの印刷用紙サイズの ドキュメントを作成して そこにスマートオブジェクトとして、 既存の画像を貼り付けて ハガキサイズに合わせていきます。 まず、ハガキの用紙サイズの 新規ドキュメントを作成します。 「ファイル」メニューから「新規」で 「印刷」をクリックします。 「すべてのプリセットを表示」をクリックして 下にスクロールして、 「ハガキ」をクリックします。 「方向」は初期設定では 縦向きになっていますが ここでは横向きの画像を貼付けたいので、 「横向き」のアイコンをクリックします。 「解像度」は初期設定では 300 ピクセル／インチになっていますが ここではもう少し解像度をアップさせて、 350 に変更します。 ただし、昔のデジタルカメラで撮影したような ピクセル数の小さい写真の場合は、 解像度を上げてしまいますと、 充分な画質で印刷できなくなるので 注意しましょう。 「カラーモード」は ここでは一般的なプリンターなので 「RGB カラー」の 8 ビットを選んでいます。 「カンバスカラー」は白に設定しています。 名称をここでは、 「誕生日カード」と入力して、 「作成」をクリックします。 横向きの新規の画像が開きました。 ここに、既存の印刷をしたい画像を 読み込みます。 Finder や Exploler などから 直接サムネールの画像を…