明るさやコントラストを調整 - Photoshopのチュートリアル

このレッスンでは、画像の明るさと暗さを 最も手軽に、かつ柔軟に 調整する方法を解説します。 ここに Photoshop で、 食べ物の写真が開いていますが 比較的、明るい部屋で撮影したものですが 全体的に一層グレー掛かっていて、 見た目にコントラストが弱く、 暗く感じられます。 この写真を手軽に、明るくはっきり見せるには 色調補正を利用すると便利です。 色調補正パネルが表示されていない場合は、 ウインドウメニューから 「色調補正」を選びます。 ここに 16 個のアイコンが並んでいます。 上の段の左から 4 つ目までが、 主に明るさを調整するツールですが ここではまず、一番左上の 「明るさ・コントラスト」の アイコンをクリックしてみましょう。 「属性パネル」が開くと 右上の方に「自動」という ボタンがありますので、 クリックしてみましょう。 Photoshop が、画像を構成する 明るさや暗さを検出して 最適と判断した明るさとコントラストに 自動調整します。 その結果、明るさが 35 コントラストが 81 に設定されています。 これは画像が明るすぎたり、 暗すぎたりしないように 適度にコントラストも強調された結果です。 ところが、画像によっては 思ったような結果が得られない事があるので 手動で調整を加えます。 明るさとコントラストの適量は、 人それぞれの感覚によっても異なります。 例えば、暗い部分が強調されていると 感じたのであれば コントラストの数値を下げて、 ここでは 18 に設定して また明るさのスライダーを右にドラッグして、 50 に高めることで全体が明るくなり、 暗い部分が明るく見えるようになりました。 ここで、レイヤーパネルを確認すると 「明るさ・コントラスト」の調整レイヤーが 背景の上に追加されています。 他のレイヤーをクリックすると 調整レイヤーの結果が 一旦確定したことになりますが、 ここで調整レイヤーの左側の 目の形のアイコンをクリックすると、 調整レイヤーの結果が非表示になるため、 効果が一時的に無効になります。 もう一度クリックすると、 効果が適用されます。 さらに、その右側にあるアイコンを ダブルクリックすると 「属性パネル」が開いて、 再び「明るさ・コントラスト」の 調整画面に切り替わって 前回の調整結果から引き続き…