コース: Node.jsとExpress.jsをマスターしよう

ターミナルの基本

"ターミナルの基本" このレッスンでは ターミナル上からの 基本的なファイル操作方法について学びます。 それではまずターミナルを開きましょう。 Mac環境の方は ファインダーのWindowを開いて アプリケーションディレクトリに移動し アプリケーションディレクトリの中の ユーティリティディレクトリを開きます。 ユーティリティディレクトリの中に ターミナル.app というアプリケーションがあるので ダブルクリックしてください。 するとターミナルWindowが開きます。 またLinux環境の方は お使いのデスクトップ環境のランチャーから ターミナル といったアプリケーションがあると思います。 またWindows環境では 通常は、これからご紹介するような MacとLinux で共通で利用できるコマンドは 利用することはできませんが こちらのCygwin というWindows用のプログラムを インストールすることによって MacやLinux で利用することのできるコマンドが Windowsでも利用できるようになります ターミナル上からファイル操作されたい方は こちらをご検討ください。 またNode.jsや Node.jsのパッケージマネージャーである npmコマンドの実行自体は ターミナル上から行う必要がありますが それ以外のファイル操作は、基本的には デスクトップの 例えばファインダーといった デスクトップ環境から行っていただいても 一向にかまいません。 このコースでは基本的なファイルの操作を ターミナル上で行っていきますので そこでなにが行われているのか解るように このレッスンで 基本的なターミナルのコマンドを説明します。 それではまず、カレントディレクトリ 現在いるディレクトリの ファイルの中身を表示してみましょう。 ターミナルでlsと打つと この様に カレントディレクトリにある ディレクトリの一覧 あるいはファイルが表示されました。 そして、lsコマンドで特定のディレクトリ の中身を表示したい場合には 例えばMovies とディレクトリ名を指定して lsコマンドを実行すれば この様に ディレクトリの中身を表示することができます また、lsに - l というオプションをつければ この様に ディレクトリの中身の詳細情報を 表示することができます。 例えばこの様に、ファイルのサイズや ファイルのタイムスタンプ。 といった情報が表示されます。 そしてls-lhというオプションをつければ この様に、ファイルサイズの部分が 人間が読みやすい形式で表示されます。 62バイト、1.5キロバイトといった 直感的に把握しやすい 表示の仕方になっています。 それから左側に表示されている このターミナルチートシート というテキストファルを アセットの中にいれておきましたので 後からコマンドを忘れてしまった方は 活用してみてください。 またpwdというコマンドを使えば 現在のディレクトリのパスが表示されます。 /Users /Trainer というホームディレクトリですね。 現在ホームディレクトリにいることが解ります また、mkdirというコマンドによって 例えば mkdir a とやれば この様にaというディレクトリが 作成されたことが解ります。 a の中を見てみると 作成したばかりなので空です。 そして、深い階層にあるディレクトリを 一気に作成したい場合。 通常 mkdir a/b/c/d の様なコマンドを実行すると この様に b や c といったディレクトリがまだ無い為 エラーになりますが、この様な場合に mkdir-p というオプションをつけると 一気にディレクトリを作成することができます / b / c を見ると 中には d というディレクトリがあります。 また cp コマンドを使う事によって ファイルのコピーができます。 カレントディレクトリにある a.txt というファイルを b.txtという ファイル名でコピーしてみましょう。 この様に b.txt というファイルがコピーされました ファイルサイズは a.tx と同様です。 また。a.txt を a というディレクトリの中に コピーしたい場合には この様に、a.txt そして、二番目のパラメーターに ディレクトリ名を指定することで ls で a の中を確認 この様に a というディレクトリの中に a.txt がそのままコピーされました。 つまり、同じファイル名でコピーされました。 また mvコマンドを使用すれば ファイルを移動することができます。 例えば mvで a.txt というファイルを c.txt という風に、コマンドを実行してみると lsコマンドでカレントディレクトリを確認 この様に a.txt というファイルが無くなって c.txt というファイル名に リネームされたことが解ります。 それからファイルを 別のディレクトリに移動するということもできます。 mvc.txt を a というディレクトリの中に移動する場合には この様にします。 二番面のパラメーターとして ディレクトリ名を指定すればokです。 すると ls でaディレクトリの中身を確認 この様に c.txt が a というディレクトリの中に移動されました。 また、現在いるディレクトリは ホームディレクトリですが ディレクトリを変更するには cd でディレクトリ名を打つと pwdで現在のディレクトリ位置を確認でした すると、ホームディレクトリの下の aというディレクトリが 現在ディレクトリであることが解ります。 またディレクトリ階層を一個上に行きたい場合には cd.. と打つことによって、この様に 一つ上の 先ほどのホームディレクトリに戻ってきました。 pwdで確認してみましょう。 確かに先ほどのディレクトリに戻っています。 それからrmコマンドによって ファイルを削除するこトができます。 ls rm b.txtですね これで、削除していいかどうか聞かれますので yで削除できました。 lsで確認してみると 確かにb.txtというファイルは無くなっています。 また、ディレクトリごと ファイルを削除したい場合。 この場合には 例えば何もオプションをつけずに a の下の b というディレクトリを削除しようとすると この様に、ディレクトリだから削除できない と言われます。 この様な場合にa rm -rf a/b とやると aディレクトリの中身を確認してみましょう。 bというディレクトリは無くなりました。 このrm -rfというコマンドは そのディレクトリの中にあるファイルを全て 取り消し不能な形で削除してしまいますので 充分気をつけてください。 では a というディレクトリに指示しましょう。 a の中身は二つのテキストファイルです。 ファイルの中身を表示する為には catコマンドを使用して a.txt するとこの様に、 a.txt というファイルの中に書いてあった文字列が テキストとして表示されました。 それからこれは Mac環境でしか使えないコマンドなのですが オープン、そしてここで . とやると この様に ファインダーでカレントディレクトリが 開きました。 また、オープン で a.txtという様に このテキストファイルを指定すると この様に デフォルトのアプリケーションである テキストエディットプリケーションで テキストファイルが開かれました。 この様に、オープン と打ってからファイル名を指定することで そのファイルに関連づけられた アプリケーションによって ファイルを開く事が可能です。 このレッスンでは ターミナル上からファイル操作をする 基本的なコマンドについて説明しました。

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