Notification Hubsの概要を学ぶ

このレッスンでは Notification Hubsの概要について 解説します。 Notification Hubsは マルチプラットフォームに対して スケーラブルに プッシュ通知を行うことができる サービスです。 プッシュ通知を行うことができる対象は iOS、Androidに加え、 WindowsやKindleにも 配信を行うことができます。 通知を行う仕組みは それぞれのプラットフォームで 固有の設定が必要なので、 Notification Hubsの役割は それらの設定された情報を集約して まとめて配信を行う 文字通りハブとしての機能です。 アプリケーションへの通知を行う方法は プラットホーム毎に それぞれの実装が存在します。 例えばiOSは Apple Push Notification Service（APNS） という仕組みを利用します。 Androidは Google Firebase Cloud Messaging（FCM）を 利用します。 Kindleであれば Amazon Device Messagingを利用します。 という具合にそれぞれの環境毎に 設定を行う必要があります。 Notification Hubsで通知を行うには 以下のような作業が必要になります。 まず、それぞれのデバイスの 通知機能の設定を行います。 通知設定を行うことで 認証用のキーを取得することができます。 Azure上で、Notification Hubsを作成し、 プッシュ通知を行いたいデバイス毎に 先ほど取得したキーを設定します。 最後にNotification Hubsを通して 通知を行います。 Notification Hubsは 集約して通知を行うだけに見えますが、 例えば、大多数のユーザーを持つ アプリケーションの場合は それぞれのデバイスに プッシュ通知を配信するだけで 大量のトラフィックが発生します。 Azureのスケーリングを行えば 必要に応じてそれらのトラフィックに 対応することができます。 このレッスンでは Notification Hubsの概要について 解説しました。