Azure Cosmos DBの概要を学ぶ

このレッスンでは Azure Cosmos DBの概要について 解説します。 Azure Cosmos DBは Azureで利用できる NoSQLデーターベースです。 Azureのリージョンがある地域であれば 簡単に分散して インスタンスを立ち上げることができるので グローバルな通信を 実現することができます。 NoSQLデータベースではありますが、 KVS、キーバリューストア以外にも マルチモデルのデータ構造を持ち、 SQLライクな問い合わせや オープンソースの製品に対応した APIを備えています。 Azure Cosmos DBは 高いサービスレベルアグリーメントを 持つのも特徴のひとつです。 Azure Cosmos DBはキーと値の組み合わせ、 キーバリュー以外にも グラフやドキュメントなどのデータ形式を サポートしています。 またSQLのように 問い合わせを行うことができる SQL APIなど さまざまなAPIを利用することができます。 Azure Cosmos DBは ポータルサイトから簡単に 複数のリージョンに 展開することが可能です。 例えば日本にしかサーバーがない場合、 アメリカから通信を行うと 通信に時間がかかってしまいます。 これを世界中のリージョンに展開することで 通信速度を上げることができます。 そのため世界中から利用されるような アプリケーションを作成する場合に 適しています。 Azure Cosmos DBは 高いサービスレベルアグリーメントを 持ちます。 これは利用者が高い品質のサービスを 保証されているということです。 例えば月間稼働率や 月間スループット率などが 99.99％に満たなかった場合、 現時点では10％の利用料の 返金が行われます。 これが99％に満たなかった場合は 25％の返金対象になります。 このようにAzure Cosmos DBでは 高いサービスレベルが保証されています。 このレッスンでは Azure Cosmos DBの概要について 解説しました。