コース: データ分析入門

リンク貼り付けと画像貼り付けの違いを学ぶ

コース: データ分析入門

リンク貼り付けと画像貼り付けの違いを学ぶ

Excel や BI ツールで作成したグラフは 多くの場合、PowerPoint や Word に貼り付けて情報発信します。 ここでは、リンク貼り付けと 画像貼り付けの違いについて 解説します。 Chapter_07 フォルダから Chapter_07 を開きます。 「利用状況」というシートを ご覧ください。 こちらは社内の教育ビデオの 利用状況明細表です。 「集計」のシート内には、 今の明細表を基に ビデオごとの視聴人数を 集計したピボットテーブルが 作成されています。 これを基にグラフを作ります。 ツリーマップのグラフを作成するために 予めピボットテーブルの 集計結果を表にしてあります。 それでは、この表を選択し 「挿入」タブをクリックし 「ツリーマップ」を選択しましょう。 作成されたグラフのタイトルと 凡例は非表示にしておきます。 「グラフ要素」をクリックし 「タイトル」と「凡例」のチェックを 外します。 文字を少し大きくしておきますね。 「ホーム」タブをクリックし フォントサイズを ひとつ大きくしておきます。 それでは、完成したツリーマップを PowerPoint に貼り付けてみましょう。 グラフを選択し ショートカットでコピーします。 キーボード Ctrl キーを押しながら アルファベット C です。 では、PowerPoint を 「新規ファイル」で開きましょう。 コピーしたグラフを ショートカットで貼り付けます。 キーボード Ctrl キーを押しながら アルファベット V です。 貼り付けたグラフを よく見ていただくと、 「Skype 使い方講座」の 色が変わっています。 先ほどの Excel を見ると、紫でしたが、 違う色に変わっています。 では、PowerPoint の貼り付けた グラフの「貼り付けオプション」を クリックし、 「元の書式を保持」 こちらを選択します。 これはソフトの配色テーマによって、 グラフの色が変わってしまうため、 貼り付けのオプションを変更しておきます。 これで Excel で作成したグラフと 同じ色にすることができました。 さらに完成したグラフをよく見ると、 ビデオ名が古いままになっています。 Office 365 を Microsoft 365 の 新しい名称に変更したいと思います。 では、Excel のシートを表示し 「利用状況」を表示します。 こちらの明細の名称を変更します。 置換機能を使いましょう。 ショートカットで置換を表示します。 キーボード Ctrl キーを押しながら アルファベット H です。 Office 365 を Microsoft 365 に 変更します。 「すべて置換」をクリックしましょう。 これでビデオ名を新しい名称に 変更することができました。 では、「集計」のシートを表示し ピボットテーブルを更新します。 ピボット内をクリックし 「ピボットテーブル分析」タブを クリックし、「更新」をクリックします。 これでピボットとグラフの名称も 新しくすることができました。 では、先ほどの PowerPoint に 貼り付けたグラフを見てみましょう。 こちらも画像貼り付けではないので、 名称が自動的に更新されています。 このようにデータが連動される リンク貼り付けをすることで 無駄な作業を省き、 いつも最新の状態で情報を 発信することができます。

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