コース: データ分析入門

データを抽出するためのデータセットを構築する

コース: データ分析入門

データを抽出するためのデータセットを構築する

データはいろんな方法で 抽出できますが、 同じ条件のフィルターを 何度も繰り返していることも多いです。 ここではフィルターとして機能する クエリを使って データセットを作成する方法を 解説します。 該当フォルダから Chapter_05 の Access ファイルを 開きます。 「作成」タブをクリックし 「クエリデザイン」をクリックします。 「テーブルの追加」のところから 「テーブル」をクリックし 「ユーザーテーブル」をダブルクリックで 追加します。 「ユーザー ID」と「ユーザー名」 そして「市区名」を配置します。 これに抽出条件を設定しましょう。 千代田区のユーザーだけ抽出しますので、 「市区名」のところの 「抽出条件」に「千代田区」と入力します。 では、クエリを実行してみましょう。 「デザイン」タブの 「実行」をクリックします。 市区名が千代田区のユーザーだけ 抽出することができました。 では、クエリを閉じて名前を付けます。 「クエリ名」は 「千代田区ユーザークエリ」と入力します。 クエリが追加されました。 それでは、すでにあるクエリに 今作ったクエリを追加してみましょう。 「ユーザー利用ビデオ名クエリ」を ダブルクリックで開きます。 「件数」は 838 件、表示されています。 では、クエリ名を右クリックして デザインビューで開きましょう。 こちらに先ほどのクエリを 追加します。 「テーブルの追加」の下の 「クエリ」をクリックし 「千代田区ユーザークエリ」を ダブルクリックで追加します。 「ユーザーテーブル」の 「ユーザー ID」と 「千代田区ユーザークエリ」の 「ユーザー ID」で結合が結ばれます。 では、再度、クエリを実行してみましょう。 今度は千代田区のユーザーだけに 絞り込むことができましたので、 344 件になりました。 このように条件を設定したクエリを 作っておくと、 結合で自動的にフィルタリングされ データを抽出することができます。

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