コース: Animate CC 2017 入門

モーショントゥイーンをつくる - Adobe Animateのチュートリアル

コース: Animate CC 2017 入門

モーショントゥイーンをつくる

このレッスンでは、 トゥイーンアニメーションの基本となる モーショントゥイーンの作り方について ご説明します。 今まっさらなドキュメントを 開いていますが、 ここにオブジェクトを置いて トゥイーンアニメーションを 作りたいと思います。 オブジェクトはシェイプで作りましょう。 「楕円ツール」を選んで カラーはグラデーションぐらい つけましょうか。 そして真ん丸にします。 キーボードから Shift キーを押しながらドラッグして これぐらいでいいですかね。 ちょっと位置揃えをしましょう。 選択をして「整列」パネルです。 そして「ステージを基準」に 左端、上端ということで 位置揃えをしました。 モーショントゥイーンというのは、 オブジェクトの始めと終わりを決めて そしてその間は Animate に計算してもらう、 そういう機能です。 ですからこれが始めの状態ですね、 終わりはこの右下の方に 持っていこうと思うんですけれども このレッスンでは一番簡単な作り方で 作ってみたいと思います。 どういうことかというと、 このフレームに対して 右クリックします。 モーショントゥイーンというのは オブジェクトが動くのですが、 設定はフレームに対する設定になります。 ですからフレームを右クリックして 「モーショントゥイーンを作成」 というふうにします。 そうすると実は準備して おかなければいけないことがあって、 モーショントゥイーンを作成するには このオブジェクトは シンボルでないといけないんですね。 ですから駄目よと言ってしまっては 身も蓋もないので じゃあ代わりに作ってあげましょうか、 ムービークリップシンボルに変換します というふうに警告が出ています。 どうでしょうかということなので、 この提案にのって OK します。 そうするとまずシンボルが作られました。 確認しましょう。 「ライブラリ」を見ると 「シンボル1」ということで このボールがライブラリの中に ムービークリップのシンボルとして 作られました。 それからフレームが延びていますね。 24 フレームまでできあがっています。 これは1秒分です。 24 と下の方に小さく数字が出ており これをフレームレートと言いますが、 1秒間に何コマ、 コマアニメーションで言えば コマ数ですね。 Animate の言い方で言えば フレーム数なんですが、 1秒間に何フレーム 再生ヘッドが進むかということで 24 ということは 1秒間に 24 フレーム進みます。 ですから 1 秒後にこのフレームが 表示されるということになるわけですね。 始めは左上の状態ということに しておきました、ここですね。 最後右下に持ってきたいわけですので、 右下の方に再生ヘッド、 この 24 フレームに置いた上で 右下の方に持っていきます。 ここも「整列」パネルを使いましょうか。 「整列」パネルを開いて 「ステージを基準」に右端、下端ということで これでぴったり右下に行ったわけですね。 この納豆の糸のように伸びているのは モーションパスといい、 この点々が各フレームに対応します。 ということなので 48 の点があるはずですが 1個目がここですね、 48 個目がここになっています。 ということでこのように 左上から右下に移動するアニメーションが できあがっています。 プレビューで確認しましょうか。 「制御」メニュー>「プレビュー」、 ショートカットは Ctrl もしくは Command Return です。 左上から右下にということで、 タイムラインはループしますので 何度も何度も左上から右下へ ボールが飛んでいきます。 このレッスンでは、始めと終わりを決めて その間を補完といいますが Animate に計算してもらって アニメーションを作る、 モーショントゥイーンについて ご説明しました。 一番簡単な作り方をご紹介しましたが、 フレームに対して 「モーショントゥイーンを作成」する、 その上で終わりのフレームで どこでも好きな所に持っていけば 始めの状態から終わりの状態への アニメーションが できあがるということでした。

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