コース: 組織のリーダーとしてアライシップを実践する

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インクルージョン、公平性、アライシップの関連性

インクルージョン、公平性、アライシップの関連性

インクルージョン、公平性、 アライシップの違いについて説明します。 インクルージョンとは、自分が期待され、 尊重され、意見が反映されていると 感じられるような環境づくりのことです。 帰属意識を高めます。 違いはマイナスではなく、 プラスとして受け入れられます。 次に、エクイティ、つまり公平性とは、 みんなにとって競争条件が完全に 平等ではないことを問題視するものです。 障壁や偏見、 特権が依然として残っています。 制度上の問題から、能力を 最大限に発揮できないこともあります。 そしてアライシップとは、 公平性を実現するために必要なものです。 競争条件を平等にするために、 障壁を取り除き、制度を検証し、 新しい方針を策定する必要があります。 社会的弱者や、 歴史的に除外されてきた人々が、 能力を最大限に発揮できるような場所を 作るのです。 昔、ロースクール時代に参加した 同窓会イベントで、 トップクラスの学生が集まる ハーバード・ロースクールに、当初、 女子トイレがなかったと聞いて、 とても驚いたのを覚えています。 今では信じられませんが、 これが「違いを受け入れる」 ということです。 1953 年当時、 ジェンダーダイバーシティという 認識はありましたが、 ジェンダーインクルージョンとは とても言えませんでした。 あの時に必要だったのは、 ハーバードの男子学生がアライシップ について考えることでした。 アライであれば「入学前に、 女子学生をここに呼んで 意見を聞いてみよう。 違いを理解して、 自分たちに何ができるか知る必要がある」 と言ったはずです。 あるいは、もし、 どうすべきかわからなかったとしても、 せめて「これは早急に 何か対応しなければならない。 彼女たちに不公平だ。 トイレを増設するための寄付を集めよう」 と言えたでしょう。 このように行動するのがアライです。 公平性を追及するには、 アライシップが必要なのです。

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