コース: 有意義なミーティングを行うには

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取り組みのフォローアップを行う

取り組みのフォローアップを行う

短い研修を行った後は、 取り組みについて報告します。 先ほど紹介した議題の流れでは、 参加者は前回のミーティングで決めた アクションアイテムに 取り組むことになります。 取り組みの状況について 参加者全員の報告を受ける必要があります。 これは非常にシンプルなプロセスです。 リーダーは、前回の議事録で それぞれが決めた取り組みの内容を読み、 「実行しましたか?」と尋ねます。 実行していたなら「お疲れ様です」 「ありがとうございます」のように 短く応答します。 では、実行していなかった場合は どうでしょう。 リーダーは、「実行しようとする過程で 何かありましたか?」 「どのような障害がありましたか?」 のように尋ねる必要があります。 「なぜ実行しなかったのですか」と 尋ねるより、はるかに効果的です。 「なぜ」という言葉は非常に強く、 個人の責任追及ととられることもあります。 目的は相手の名誉を 傷つけることではありません。 解決策を見つけて仕事を やり遂げられるようにすることです。 「なぜ」と尋ねるのではなく、 どのような障害があったかを 尋ねることで、その人がタスクを 完了できなかった理由がさまざまに存在する という可能性を考慮できます。 答えに関係なく、リーダーは、 取り組みを完了できなかった原因について 長時間話し合うことは避けてください。 必要なのは、起こったことの 簡単な説明だけです。 説明を聞き、グループやリーダーが 全員とさらに話し合いたいと思う トピックが生まれたら、 後で話し合えるように タスクリストに追加しておきます。 タスクを完了できていない場合、 新しい取り組みと、 その完了日時を決めます。 取り組みを行うのは初めてではないので、 責任が課されることは 参加者も分かっています。 完了できないことが何回も続く人には、 グループミーティングではなく、 一対一のミーティングでの フォローアップが必要だと思われます。 一対一のミーティングは、 部下が取り組みを最後まで やり抜けるように マネージャーが支援したり、 完了を妨げている深刻な個人的問題に 対処するための機会となります。 反応に関係なく、 フォローアップの最後には、 簡潔で具体的な心のこもった 称賛の言葉を伝えましょう。 1人1人の優れていた点を 見つけてコメントします。…

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