コース: リーダーとしてリモートチームを率いるには

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リモートで信頼を構築する

リモートで信頼を構築する

信頼の構築は偶然に 起こることではありません。 リモートのリーダーやメンバーが たびたび直面する大きな問題でもあります。 信頼の構築には信頼の 三角形というものを活用できます。 三角形の上部には共通の目的があります。 同じ理由で同じ目的を目指していることを 全員が明確に理解していれば、 信頼も築きやすいはずです。 以前にアメリカのパリスアイランドにある 海兵隊の基地で仕事をした時のことです。 基地の入口には、 「パリスアイランドへようこそ。 私たちは海兵隊員を育てています」 という看板がありました。 これを見れば、パリスアイランドで 行われていることの目的が 一目ですぐに理解できます。 リモートのメンバーには、 このように一目で目的を 想起できるものはありません。 顔を合わせないので共通の目的の設定は 難しくはなりますが、 目的がないと信頼関係は築けません。 三角形の2つ目の頂点は能力です。 やるべきことをきちんとやっている人は 信頼できます。 相手に能力があるとわかれば、 そこに信頼が生まれ、 次第にほかの領域にも拡大していきます。 皆さんにお尋ねします。 メンバーを適任だと思っていますか。 メンバーから適任だと思われていますか。 メンバーは互いの能力を どう認識していますか。 互いの能力を知る方法はあるでしょうか。 リーダーの仕事のひとつに、メンバーが、 誰を頼ればいいかわかるように することがあります。 互いのスキルがわかれば助け合い、 信頼関係を築くことができます。 三角形の最後の頂点は動機です。 心の持ち方の問題です。 メンバーの動機が純粋で本物であり、 あなたにとっての利益にもなるとわかれば、 メンバーへの信頼は増します。 リモートのメンバーが相手だと 難しいでしょう。 リーダーとしての仕事は、 メンバーの理解を助け、 メンバーの認識が合っていて、 その動機がチームを正しい方向に 導いていると確かめることです。 ここまで聞いて、具体的に どう取り組めばいいのかまだ わからないかもしれません。 ここでもうひとつ提案します。 「信頼」という言葉は、辞書で引くと、 名詞、つまり存在するものを示すと同時に、 動詞、つまり「信頼する」という行動を 示すものでもあることがわかります。 信頼関係を築きたいのなら、 信頼とは相手を信頼すればするほど…

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