コース: 業務スキルを学ぶ:サプライチェーンとオペレーション

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仕入先とのコミュニケーション

仕入先とのコミュニケーション

私たちはいろいろなモノを買います。 消費者は小売店で購入します。 小売店は卸売業者から、 卸売業者は製造業者から商品を仕入れ、 製造業者は農家や鉱山、 石油販売会社から材料や原料を買います。 これがサプライチェーンです。 商品や原料の購入先は仕入先と言います。 サプライチェーンを円滑に機能させるには 仕入先との協力が必要なので、 仕入先はあなたの会社の サプライチェーンパートナーと言えます。 必要なときに必要な商品やサービスが 仕入先から届かなければ、 顧客に商品やサービスを 販売することはできません。 そうならないために仕入先と効果的に コミュニケーションするコツを紹介します。 1つ目に、求めていることを 明確に伝えます。 何が必要なのかをはっきり伝えて、 質問があるときに仕入先が 連絡できる担当者を教えましょう。 ほとんどの会社で仕入先との 対応にあたっているのは購買部門です。 2つ目に、あなたが連絡する 各仕入先の担当者を確認しましょう。 ほとんどの場合、あなたが連絡するのは アカウントマネージャーです。 3つ目に、仕入先とのやりとりを しっかり記録します。 会社の仕入先関係管理システムなどを 活用して、 仕入先情報を常に最新にしましょう 4つ目に、あなたのメッセージを仕入先が 受け取ったことを確認します。 最近はメールを使うことがほとんどですが、 メールはなくなったり 埋もれたりしてしまうことがあります。 複雑な問題や急を要する問題の場合は特に、 相手があなたのメッセージを 受け取ったことを確認して、 実際に相手と話をすることが 重要になります。 5つ目は、よく考えてから仕入先に 問題を報告することです。 中には、迅速な解決が 本当に必要な事柄もありますが、 小さな問題も毎回おおごとにしていたら、 仕入先の仕事や費用の負担が 増えてしまうかもしれません。 信頼しあって初めて仕入先と 協力できますが、 信頼を築くには時間がかかります。 仕入先を尊重し、協力しあって 問題を解決してください。 あなたの会社と同じ サプライチェーンに入っている仕入先は 同じチームの一員です。 長い目で見れば、成功するには 協力が必要だと覚えておきましょう。

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