コース: Java 基本講座
今すぐコースを受講しましょう
今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。
finallyブロック
このレッスンでは try catch ブロックに 付け加えることができる finally ブロックについて説明します。 例外をキャッチするコードを書いた時に 1つ気をつけなければ いけないことがあります。 それはこの 20 行目のような 例外が発生したコード以降のコードは 一切処理されずスキップされてしまう ということです。 例えばこの 20 行目のコードの前後に メッセージを表示するプログラムを 書いてみましょう。 System.out.println 命令で 「この行は実行されましたか?」 と書いて A と書きましょう。 そして今の 21 行目の後に これを付け加え、ここには B と記入してみます。 ではこれらのメッセージは 表示されるでしょうか。 実行してみましょう。 「この行は表示されましたか?」 A は確かに表示されました。 この 20 行目のコードは実行された ということがわかりますね。 ただこの 21 行目のコードを 実行する時に NullPointerException が 発生しています。 その場合、この 22 行目のコードは 実行されないで終わってしまう というわけです。 ただ例外が発生した時にも 必ずやっておきたい処理 というものがあるかもしれません。 そのような場合に使用できるのが finally ブロックです。 この一連の catch が書かれたコードの後に カーソルを移し、 finally と記入してください。 そして { } となります。 改行します。 この finally と書かれ部分のコードは 必ず実行されます。 では、この先ほどの B と書いた このメッセージをコピーして ここを C にしてみましょう。 ではこの状態で 実行してみたいと思います。 「この行は実行されましたか?」 C というメッセージが表示されました。 確かにこの finally ブロックの 処理が行われたということがわかります。 このレッスンでは try catch ブロックの後に 付け加えることができる finally ブロックについて説明しました。
エクササイズファイルを使って実践してみましょう。
インストラクターがコースで使用しているファイルはダウンロードできます。見て、聞いて、練習することで、理解度を深めることができます。