コース: Java 基本講座

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while文でHashSetを参照する

while文でHashSetを参照する - Javaのチュートリアル

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while文でHashSetを参照する

このレッスンでは、while 構文を使って HashSet の中身を順に参照する 方法を紹介します。 画面に表示されているコードでは 10 行目で String 型を格納するための HashSet が生成されています。 そして変数名 set に対して add という命令、あるいはメソッドが 呼び出され、タロウ・ハナコ・ケンタという 3つの文字列が追加されていることが わかります。 ではこの文字列を順に取り出して 画面に表示するというプログラムを while 構文を使って 書いてみることにしましょう。 まず HashSet の中身を参照するには Iterator と呼ばれるものを使用します。 現在、この4行目にその Iterator が import されています。 java.util.Iterator です。 Iterator というのは HashSet の中身の データを1つずつ順に指差ししていくような 機能を持っています。 最初のデータはこれ 次のデータはこれと 指差ししていくようなイメージです。 まず Iterator と記入して 不等号、あるいは山型括弧を記入します。 そしてこの中に String と書いてください。 これはどうしてかというと HashSet が String 型を保管するものなので それを参照する Iterator も、それに 合わせて String 型にするということです。 次に変数名を書きます。 変数名はなんでもよいのですが Iterator の最初の4文字ですね、 iter このように書くことが多いようです。 次に = と書いてください。 その後に set. と書いて Iterator という命令を呼びます。 その後に ; を入力してください。 このようにすると、set の中身を 順に参照していく Iterator を 取得することができます。 Iterator には主な命令あるいはメソッドと 呼ばれるものが2つあります。 1つは Iterator の next というメソッドです。 この命令は現在 Iterator が 指差ししているデータを1つ 呼び出し側に渡してくれます。 そしてその後、指を次のデータに 動かすというイメージです。 Iterator のもう1つの命令は hasNext という命令です。 Iterator の…

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