コース: Java 基本講座

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計算式で括弧を使う

計算式で括弧を使う - Javaのチュートリアル

コース: Java 基本講座

計算式で括弧を使う

このレッスンでは Java の計算式で丸かっこを使用して 四則演算の計算の優先順位を指定する方法を 紹介します。 まず、現状のコードをご覧ください。 7行目で int 型の変数 answer が 宣言されています。 そしてそれに 100 20 * 5 という計算式の結果が 代入されていますね。 これを実行するとどうなるでしょうか。 200 という結果が コンソールに表示されました。 これはどうしてでしょうか。 100 20 を計算し 120 という数値にしてから それを5倍した結果 ではありませんね。 これはなぜかというと 20 * 5 の計算が先に行われ 100 という結果になり それが 100 と足されて 200 という結果になっているからです。 Java では、かけ算、割り算が 足し算、引き算よりも 高い優先順位で先に計算される ということがわかります。 ではもし、100 と 20 を先に足して それに対して5を掛けたいという場合には どうすればいいでしょうか。 これは、100 と 20 を 丸かっこで囲むことによって実現できます。 こうすると 100 と 20 を 最初に足して、それを5倍する という計算が行われます。 実行してみましょう。 600 という結果になりましたね。 丸かっこは入れ子で用いることもできます。 例えば、この計算結果全体を丸かっこで囲み そして、それに 30 を足してみましょう。 どうなるでしょうか。 はい、630 ということになりましたね。 このレッスンでは 計算式で丸かっこを使用して 四則演算の計算の優先順位を 指定する方法を紹介しました。

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