コース: ハイブリッドワークで働く従業員のためのITサポート

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ハイブリッド環境のリスクとは

ハイブリッド環境のリスクとは

Tessian.com の調査によると、 労働者の4人に3人は、 将来リモートまたはハイブリッドワークに なるだろうと考えています。 また、ほとんどの労働者が、 ハイブリッドワークを選べない会社では 働きたくないと考えています。 そのため、ハイブリッドワークを 導入しない会社は、優秀な人材を 採用できなくなる恐れがあります。 しかし、ハイブリッドワークを 導入する場合の リスクは何でしょうか。 数年前、会計事務所の幹部が、 クライアントデータの入った ノートパソコンが盗まれたと 私のところに相談に来ました。 彼は自社の IT 担当に確認し、 データは暗号化されていると 思っていましたが、 私がハードドライブを 取り出して確認してみると 暗号化はされてなく、 彼は血の気を失いました。 州法により、データの盗難にあった会社は クライアントに報告しなければなりません。 彼は IT 担当を解雇し、 クライアント全員に書簡を送りました。 数百万ドル規模の会計事務所でしたが、 1年の内に事業の大半を失い、 以前の企業価値のほんの何分の1かで 競合他者に買収されました。 パソコンをオフィスから持ち出す場合、 持ち出さない場合に比べてリスクは 何倍にも高まります。 デバイスの紛失や盗難から 会社を守るためには、 データの暗号化をしっかり行うことが 大きな一歩となります。 これには TPM(ティーピーエム)チップを活用できます。 TPM チップは、OS(オーエス)に組み込みの ソフトウェアを使用して、 マザーボード上のチップに データを無料で暗号化します。 暗号化されていると証明できれば、 データの紛失や盗難があっても クライアントへの報告は不要です。 近接センサーを導入することもできます。 ユーザーとノートパソコンの距離が 一定以上離れると、 画面が自動でロックされ、 カフェなどで開いたまま 置き去りにされた パソコンからデータが 盗まれるのを防ぎます。 リモートワークやハイブリッドワークの リスクはまだまだありますが、 まずはデータを暗号化し、 従業員をトレーニングする計画を 立てましょう。 会社のデータを保護するのに 大いに役立ちます。

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