コース: ハイブリッドワークで働く従業員のためのITサポート

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リモートユーザーにファイルを配布する方法

リモートユーザーにファイルを配布する方法

ハイブリッドワークでは、アプリや OS の更新プログラムの配布方法を 検討する必要があります。 グループポリシーや Windows ソフトウェア更新サーバー ではうまくいきません。 更新ファイルはサイズが 大きい場合もあり、メール添付は 安全とは言えません。 Windows Autopilot は、 新しいデバイスに必要なソフトウェアを クラウド経由で展開し、事前セットアップを 支援するサービスです。 管理者はハードウェアの ID を登録し、 必要なソフトウェアをクラウドに 用意します。 ユーザーが新しいデバイスを入手し、 クラウドにログインすると、 必要なソフトウェアが インストールされます。 以降は、Microsoft Intune や エンドポイントマネージャーを利用します。 Intune では Android、iOS、 Mac などのモバイルデバイスにも ソフトウェアの展開と承認を行えます。 オンサイトと VPN のユーザーには、 SCCM というオンプレミス製品で ソフトウェアを展開できます。 ユーザーは OS の 更新プログラムだけでなく、 さまざまなソフトウェアと その更新を受け取れます。 別の方法としては、 暗号化と証明書を使用する 安全なウェブサイトか SFTP を用意します。 ユーザーは RADIUS などの 認証を使用してログインすると、 承認済みのプログラムを ダウンロードできます。 ただし、ダウンロード後の手順を ユーザーに別途説明するなどの 対応が必要になります。 ダウンロードしたプログラムの ハッシュ値も比較する必要があります。 サードパーティー製品では、 アンチマルウェアプログラムや、 コンピューター管理プログラムなどの ソフトウェア展開機能を使用できます。 ユーザーのパソコンにリモート接続し、 更新プログラムをインストールできます。 Microsoft 製品に比べると 手間と費用がかかりますが、 簡単な設定でユーザーを最新の状態に 保つことができます。 アプリケーションの展開には 安全な方法を選ぶようにしてください。 HIPAA、SOX、NIST、FIPS などの さまざまなセキュリティ標準があるので、 自分の組織に該当する業界標準に 準拠しているベンダーを 選ぶようにしましょう。

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