コース: ハイブリッドワークで働く従業員のためのITサポート

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問題を起こすデバイス

問題を起こすデバイス

ハイブリッドワークでよく見られる 問題を3つ挙げると、印刷、 DNS(ディーエヌエス)名前解決、 電話会議です。 私の経験では、VPN はユーザーが 初回に正常に接続できれば、 それほど問題にはなりません。 以降は毎回同じように機能するはずです。 しかし、印刷の問題は絶え間なく続きます。 場所を移動した際に 既定のプリンターを変更し忘れると、 誤った場所で機密情報を 印刷してしまう恐れがあります。 リモートデスクトップや Citrix(シトリックス)接続の場合は、 サーバーにローカルプリンターの ドライバーを追加しないと、 リモート印刷を行えません。 しかも、USB、シリアル、 パラレル接続のプリンターによる 印刷のみがサポートされ、 ネットワーク印刷はサポートされません。 Macintosh(マッキントッシュ)や Linux(リナックス)、 モバイルデバイスなどの OS ではさらに困難になります。 名前解決でも繰り返し問題が 発生しがちです。 VPN を使用してオフィスに接続したり、 クラウドサービスに 直接接続したりする場合、 システムが過負荷状態になると、 名前解決に時間がかかります。 IP アドレスで接続できたとしても、 必ずしもファイル共有名で 接続できるとは限りません。 電話会議も、NAT(ナット)、 ファイアウォール、ワイヤレス接続による 問題を抱えています。 自宅で電話会議を行う際は 有線接続をお勧めします。 ワイヤレス接続では映像や 音声が途切れることが多いからです。 また、自宅でのワイヤレス接続は セキュリティの観点からも お勧めできません。 中間者攻撃などによって、 近くに潜んでいるハッカーに データを盗まれる恐れがあるからです。 混雑したエリアでは安全性が低く、 低速で、有線より不安定です。 ネットワークアドレス変換、 略して NAT(ナット)は、 SIP(エスアイピー)による電話接続と 相性が悪く、VoIP(ブイオーアイピー)の 問題を引き起こしがちです。 自宅から電話会議に参加するユーザーには、 NAT の変換を必要としない IPv6(アイピーブイシックス)の導入を 検討しましょう。 会社に自宅オフィスの疑似環境を用意し、 会社とは別のプロバイダー接続を利用して、 VPN、リモートデスクトップ、印刷、 ビデオ会議など、従業員が自宅から…

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