コース: ITセキュリティの基礎:基本概念

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アクセスポイントを隠す

アクセスポイントを隠す

あなたの Wi-Fi ネットワークは、 ほかの人に丸見えで アクセスされるかもしれません。 でも、端末と有線 LAN を接続する 無線アクセスポイントの設定を変えれば 安心です。 SSIDブロードキャストを無効にして アクセスポイントを見つかりにくくし、 MAC アドレスフィルタリングにより 登録済みの端末のみにネットワークへの アクセスを制限するのです。 まず、SSID ブロードキャストを 無効にする方法について説明します。 LAN 上のアクセスポイントにはそれぞれ、 ネットワークの名前のような SSID が 割り振られていると説明しました。 出荷時に、アクセスポイントは 自身の SSID を発信する設定になっています。 この SSID を含む信号をビーコン信号と言い、 周囲の端末がアクセスポイントを 見つけ出せるように発信されます。 そこで、この SSID ブロードキャストを 設定画面で無効にすれば、 アクセスポイントは 見つかりにくくなるというわけです。 Wi-Fi には、ネットワーク名と暗号化キー、 Mac(マック)の場合はパスワードを 入力して手動で接続します。 SSID ブロードキャストの無効化に加えて、 MAC アドレスフィルタリングを使えば、 さらにセキュリティを強化できます。 MAC はメディアアクセス制御の略で、 ルーターに登録済みの MAC アドレスを もつ端末のみにアクセスを許可します。 簡単に言うと、ルーターという門番に あらかじめ秘密のパスワードを教えておき、 そのパスワードを持っている人だけ 中に入るのを許可するようなものです。 次に、MAC アドレスフィルタリングについて 説明します。 各端末に固有の MAC アドレスがついていて これを基にネットワーク上で 端末が識別されます。 住所を頼りに家を見つけるようなものです。 MAC アドレスは2桁ずつハイフンで 区切った 12 桁の数字です。 これは、ローカルエリアネットワークです。 左側のノートパソコンの MAC アドレスは 11-22 で始まり、 右側は FF-11 で始まります。 この2台のノートパソコンのみに ネットワークへのアクセスを制限する場合、 設定画面でこの2台の MAC アドレスを入力します。 インターネットサービス プロバイダーによっては…

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