3D注釈にカスタムプロパティを使用する - Inventorのチュートリアル

図面作成時の中心線記入と 寸法記入が、より使いやすくなりました。 では新しくなった機能を確認しましょう。 まず中心線の記入について 変更点を確認します。 今回はこのプレートの 穴位置を表現する中心線を記入します。 リボンを確認すると ここに自動中心線が追加されています。 使用方法は従来通りで コマンドを実行すると このようにダイアログボックスが 表示されます。 適用の対象として 穴を選択します。 そして投影のタイプには 「軸に垂直」を選択しておきます。 あとは OK ボタンをクリックするだけで このように中心線を 記入することができました。 従来のバージョンでは 右クリックにより ショートカットメニューから 選択するしかありませんでしたが リボンに配置されることにより 素早くアクセスすることが できるようになりました。 次に寸法の改善点を確認します。 今回はこの正面図に 直径の寸法を記入します。 従来のバージョンでは 直径の記号をつけるためには 円形状を表す、この上面の線 または下面の線を選択する必要が ありましたが、2021 からは 両端の線を選択することにより 可能となりました。 では確認します。 寸法を実行し 両側の線分を選択します。 するとこのように直径の記号が ついていることがわかります。 さらに右クリックすると 寸法タイプの中に 「平行」「平行直径」という オプションが追加されています。 「平行」を選択すると このように直径記号はなくなります。 「平行直径」を選択すると 直径の記号を付加することができます。 この機能追加はとても有効ですので ぜひ確認してみてください。 次はこの投影図に 寸法を入れてみます。 まずこの切り欠き部分の 幅を記入します。 ２本のエッジを選択し 任意の位置に配置します。 次にこの全体の横幅を 先ほど記入した寸法と 同一方向になるように記入します。 この場合はまず この点を選択し さらにこの点を選択します。 ここで右クリックすると 寸法タイプの中に 「回転」というオプションが 追加されていることがわかります。 オプションを選択した後は このエッジを選択することで このように、寸法線が 先ほど選択した線分と平行、 または垂直になるように配置されます。 では任意の位置をクリックし 寸法を配置します。 このオプションを使用する場合は…