コース: Inventor 2017の新機能

コーナー レリーフの強化 - Inventorのチュートリアル

コース: Inventor 2017の新機能

コーナー レリーフの強化

このレッスンでは強化された コーナーレリーフの オプションについてご紹介します。 では、Chapter 3 というフォルダの中にある cornering というファイルを使用して 実際に操作を行っていきます。 ではまずこの面に対して フランジを作成していきます。 「リボン」メニューから フランジを選択します。 フランジを作成するエッジとして この手前側、側面、 反対側のエッジを選択します。 次にフランジダイアログボックスの 「コーナー」を選択します。 「レリーフの形状」、これはコーナー部分を どう処理するかの設定です。 この機能自体は 従来からありました。 では、この「Default (トリムして曲げ)」 を選択した状態で 「適用」、そして「キャンセル」で 終了します。 出来上がった形状を拡大して 確認してみます。 この様な状態になっています。 では、これのフラットパターンを 作成してみます。 「リボン」の「フラットパターン」パネルから 「フラットパターンを作成」を クリックします。 コーナーの形状は ご覧のような形になっています。 では、曲げモデルに戻ります。 ブラウザ上で「曲げモデル」を ダブルクリックします。 画面の表示が 曲げモデルに戻りました。 では先程作成したフランジ こちらを右クリックで「フィーチャ編集」 もう一度編集していきます。 フランジの作成や編集をしている間 画面上にはアイコンが表示されます。 これはそれぞれ対応するコーナーや曲げの 編集を個別に行うことができるものです。 では、この手前のコーナーの アイコンをクリックします。 「コーナー編集」という ダイアログボックスが表示されます。 この下側の「トリムして曲げ」の チェックボックスをオンにします。 こちらのタブがアクティブになります。 これを使用してコーナーごとに個別の コーナー処理を行うことができます。 このコーナー処理の種類が従来の バージョンよりも増えました。 上から3つ目の 「丸め(接線)」 そして「丸め(頂点)」 「正方形(頂点)」、この3つになります。 では「丸め(接線)」を選んでみます。 OK で終了します。 そして更にフランジの編集を OK で終了します。 形状が更新されているのが 確認できます。 では、フラットパターンも 見てみます。 「フラットパターンに移動」 アイコンをクリックします。 こちら側が丸め形状に 更新されているのが確認できます。 この様にコーナーの処理形状の 種類が増えたので より柔軟にコーナー形状を 設定できるようになり 思い通りの形状を正確に 再現できるようになりました。 このレッスンでは強化された コーナーレリーフのオプションについて ご紹介しました。

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