レイヤーマスクについて学ぶ

このレッスンでは Photoshop の レイヤーマスク機能の概要を解説します。 Photoshop のレイヤーマスク機能には 大きく２つがあります。 １つは選択範囲をマスクとして 適用すること、 もう１つはレイヤーマスクを レイヤーパネルから追加し、 黒塗りの部分をマスクとして 適用させる方法です。 レイヤーマスクというのは 特定の部分を画像から隠す、 そういった機能のことです。 それでは［ウィンドウ］メニューから ［レイヤー］パネルを開きます。 この例題では背景の白い部分に レイヤーマスクを適用させ、 この部分を透明にします。 透明にすることで背景に 違う画像を持ってきたり、 背景に新たなアートワークを 作成したり そういったことが可能になります。 まず最初の方法です。 まず選択範囲を指定します。 この場合はクイック選択ツールを使い、 ピザの部分を選択していきます。 そして［選択とマスク］を コントロールパネルから選択し、 不完全な選択範囲、 これを調整していきます。 ［境界線調整ブラシ］ これが選択されていることを確認して 修正すべき境界線を なぞっていきます。 OK をクリックして 確定します。 選択範囲が表示されていることを確認し、 レイヤーパネルの一番下の段、 この［マスクを追加］アイコン、 これをクリックします。 そうすると選択範囲が 自動的にマスクとなって 適用されます。 マスクとなった部分、 元の画像では白い背景でしたが それが透明になったのが ここで確認できます。 このようにレイヤーマスク機能というのは 非常に重要なツールで 余計な部分を消去するのではなく 隠すことで もし後々この部分、 背景の部分が必要になった時も このレイヤーマスクを取り除くことで 元の画像に影響がでない という利点があります。 レイヤーマスクを適用させる もう１つの方法というのは このようにレイヤーマスクを レイヤーパネルから追加したあと、 描画色が黒になっていることを 確認し、ブラシツールなどで マスクをかけたい部分を 塗りつぶすことで 黒の色がマスクとして適用されます。 反対に描画色が白の場合には その逆が適用されます。 ということはレイヤーマスクというのは 黒色で塗りつぶした部分が非表示され、 白で塗りつぶした部分が表示される、 そういった働きがあります。…