コース: ソフトウェア開発の基礎知識

履歴書・職務経歴書を書く

コース: ソフトウェア開発の基礎知識

履歴書・職務経歴書を書く

履歴書や職務経歴書の審査は、 採用プロセスの最初の段階です。 一般的に、入門レベルのプログラミングの 求人では、何百人もの応募者と 競争しなければならないかもしれません。 この段階の目標は、 自分を売り込み、面接を受けることです。 関連するプロジェクトや、 職歴を含めること、 精通している技術やライブラリを 文書化すること、 簡潔で定量化した内容にすることで、 うまく自分を売り込むことができます。 どのようにすれば良いのか、 例を見てみましょう。 これから初心者レベルの Android プログラマーの履歴書を 作成します。 エントリーレベルの Android 開発者として、 求人に応募しています。 こちらは職務記述書の抜粋です。 これを使って、履歴書を修正します。 まずはスキル欄から、 業務内容に記載されている スキルが含まれていることを 確認したいと思います。 履歴書に嘘を書いてはいけないことは 言うまでもありません。 そのスキルについて、 実際に知っている場合のみ、 記載するようにしましょう。 このケースでは、 Kotlin プログラミング言語、 依存性注入、 ユニットテストに精通していることを 追加することができます。 では、職歴に移りましょう。 職歴の箇条書きをするのに 最適な方法のひとつは、 この式「Z を行うことで Y で定量化できる X を達成した。」を 使うことです。 例を見てみましょう。 まず、間違った例ですが、 「アプリのモジュール化に貢献」という 表現があります。 これは、事実に基づいた文章ですが、 ありきたりで、なぜこれが重要なのか、 採用担当者に知らせることができません。 代わりに、ダイナミックフィーチャーを 導入することで、 Android アプリを モジュール化した」を試してみてください。 さらに、これにより、 ビルド時間が 35%短縮されたと 書いてみましょう。 ずっといいですよね。 箇条書きにするときは、 読み手の注意を引くような、 ささる言葉を使いましょう。 例えば、推進した、 挑戦した、指揮を執った、獲得した、 先導したです。 このような単語は、 履歴書を際立たせるのにとても有効です。 そして、プロからのアドバイスです。 GitHub のハンドル名と、 LinkedIn の URL を 追加すれば、 あなた自身や業績について、 より包括的な情報を、 採用担当者に提供できます。 GitHub のハンドル名を公開すれば、 あなたの技術ポートフォリオの プロジェクトを紹介することができます。 LinkedIn の URL は、 あなたが受けたスキル推薦や推薦、 受賞歴を際立たせることができます。 このアドバイスを実行に移せば、 技術職への道が、開けるはずです。

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