コース: ソフトウェア開発の基礎知識

解答:出力結果を書き出す

コース: ソフトウェア開発の基礎知識

解答:出力結果を書き出す

♪(オープニング音楽)♪ 準備はいいですか。 1行ずつコードを読みながら 出力を考えてみましょう。 1行目から print 関数を使って 「練習問題1」というメッセージを 1行で出力しています。 これが出力の1行目です。 2行目は空白行です。 Python はこれを無視することが わかっています。 そのためこの行からは 何も出力されません。 3行目は#記号で始まっています。 これはコメントであることを意味し、 Python はこれを無視するので ここからの出力はありません。 ここまではいいでしょうか。 4行目では 最初の変数があります。 変数に出会った時、 その変数のための箱を作り、 鉛筆で値を書き留めます。 もし後で値が変わっても 初期値がわかるからです。 今のところメッセージは 「私からのメッセージ」と等しいです。 そしてこの行では何も起こらないので 次の行に進みましょう。 ここではもうひとつの変数 note を用意しています。 ここでもこの変数とその値を表す 新しい箱を作成することができます。 さて6行目です。 お馴染みの print 関数です。 これは変数 message の内容を 出力しています。 箱を見ると、 「私からのメッセージ」 という出力になっています。 7行目は空白行で 特に見るべきものはありません。 8行目にもコメントがありますが、 こちらは何も出力されません。 Python がどのように 空白やコメントを無視するのかが わかってきたでしょうか。 9行目で result という名前の 新しい変数を導入しています。 この変数用に箱を作成し、 その値を書き込んでみましょう。 アスタリスクは Python では掛け算の演算を 表すことを覚えていますか。 いいですね。 つまり 2x3 は6なので result という変数には 6が入ります。 そして 10 行目で出力しています。 あと数行のコードを解析すれば ほぼ完成です。 11 行目ではもう1行 空行があります。 そして最後に 12 行目で 「練習問題が完了しました!」 と出力表示しています。 自分で出力を把握できましたか。 できたらそれは素晴らしいことです。 把握できなくても大丈夫です。 このような仕組みを十分理解するには 多くの時間と練習が必要です。 頑張ってください。

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