コース: データ分析の基礎知識

データに精通する

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データに精通する

皆さんの組織は、 データリテラシーがあり、 データに精通していますか。 用語の定義を見てみましょう。 データリテラシーとは、 データを読み、 データについて話し合い、 理解する力です、 銀行口座を例に挙げましょう。 これは財務に関するものです。 銀行口座とは、すべての取引のデータです。 残高を読んで、理解できますか? 不審な点を指摘できますか? そして、銀行に電話して 説明できますか? できるなら、銀行データについて、 リテラシーがあります。 次は、「データに精通する」 ということについて、お話しします。’ 英語では、data fluent と言い、 fluent は流暢とも訳せます。 ただ、データを読んで 使えるだけでなく、 何かを作り出せるという意味です。 外国語を話す人たちがいますが、 読み書きができる人と、 流暢な人がいます。 読み書きができる人は、 簡単な文章で話すことができ、 流量な人は、会話をしたり、 物語を作ったりすることができます。 データにおいても、定義は同じです。 あなたがデータに精通していれば、 昨年度の銀行データから 洞察を得て、予算編成システムや、 財務追跡システムを 構築できるようになります。 データスキルを身に付けるには、 日常生活でそれがどのように使われるか 考えます。 データに精通していれば、 情報を渡され、初めて目にしたときも、 そのデータを学び、 適切な質問をする アプローチが取れるようになります。 アプローチはとても重要です。 どのようなアプローチを取るのか、 決めてください。 新しいデータセットを見たら、 考えましょう。 何をしますか。 それがアプローチです。 データを見たときに、 不思議に思うなら、 それはどこから始めればいいのかを 教えてくれているのです。 職場に適したデータリテラシーと、 データへの精通度合いがあります。 最低でも、自分に関係する データについては、 読み、話し、聞き、理解する 能力を備えている必要があります。 それは、勤務記録だったり、 給与明細だったりします。 データに精通した人が 少ない組織では、企業を次のレベルに 引き上げるツールとなり得る データの探索や、構築ができる人材が 不十分だということになります。 データリテラシーを身に着け、 データに精通することは、 キャリアを飛躍させます。 組織や自分のために、 データツールを生み出すことが できるようになるのです。

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