コース: 情報セキュリティの基礎:セキュリティ対策

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VPNとは

VPNとは

安全に通信するためには 機密性と完全性が保証される 必要があります。 つまり暗号化と認証の機能が 必要になるということです。 これらを実現する VPN について見ていきましょう。 VPN とは、 Virtual Private Network という 英語の略です。 日本語では、仮想閉域網などといいます。 仮想的に専用のネットワークを 構築する技術です。 ではイメージで確認していきましょう。 ある場所にネットワーク LAN があります。 LAN とは Local Area Network という 英語の略です。 別の場所にもうひとつ LAN があります。 この2つの LAN が 同じ会社だと思ってください。 同じ会社なのですが、 場所が離れているので ひとつの LAN にはならないわけです。 そこでなんらかのネットワークを 中継させることによって、 この2つの LAN を つなぐということを考えます。 しかし真ん中のネットワークは 他にも参加者がいるかもしれないので、 このままデータをやり取りしてしまうと データが漏洩してしまう可能性があります。 そこで作るのが VPN です。 この VPN を構築することによって 安全にやり取りができるように なるわけです。 では VPN を使うと どのようなメリットがあるのでしょうか。 ひとつ目は第三者に データを盗聴されないというものです。 もし盗聴されても 暗号化されてるので、 データを読み取ることはできません。 2つ目が第3者にデータを 改ざんされないというものです。 もし改ざんされたとしても、 データを検証することで 改ざんを発見することができます。 最後に第三者になりすましができない。 これは接続する時にユーザーや 接続機器を認証してくれるので、 なりすましができなくなります。 このように安全な通信には 欠かせない機能を持っています。 VPN を実現するためには なんらかのネットワークが 必要なわけですが、 よく使われるのは、 インターネットです。 インターネットを利用した VPN を 2つほど紹介します。 最初はリモートアクセスに 利用する方式です。 これはブラウザを使って 利用できるので、 操作する人が非常にわかりやすいです。 さらに拠点同士を結ぶ接続にも 利用できます。 IPsec-VPN というのを使うと、…

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