コース: 情報セキュリティの基礎:セキュリティ対策

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リバースプロキシサーバーとは

リバースプロキシサーバーとは

社内だけで利用している Web サーバーなどに、 インターネット経由で アクセスすることはできません。 このような場合に利用する リバースプロキシサーバーについて 見てみましょう。 インターネットなどの 外部のネットワークから 社内の Web サーバーに アクセスすることを リモートアクセスといいます。 ただし通常は インターネット上から社内へ 接続することはできません。 図で確認してみます。 インターネット上に PC があります。 これは出張先のパソコンだと 考えていただければ結構かと思います。 この PC から 社内にアクセスしようとするのですが、 ファイアウォールによって 拒否されてしまい、 社内へのアクセスができません。 結果的に Web サーバーにも アクセスはできないのです。 このような場合、 リバースプロキシサーバーを使って 解決します。 ではリバースプロキシサーバーを どのように使うのでしょうか。 まずリバースプロキシサーバーは リモートアクセスをするための機器です。 先ほどと同じように インターネット上に PC を用意しました。 この PC からインターネットを経由して、 まずはリバースプロキシサーバーに 接続します。 これはファイアウォールで 許可を与えます。 そしてリバースプロキシサーバーから 社内の Web サーバーに対して アクセスをします。 こちらの通信もファイアウォールで 許可を出します。 このようにすれば 間接的ではありますが、 PC から社内 Web サーバーに アクセスができるのです。 しかしインターネットを通るとなると、 通信内容が漏洩してしまう可能性が ありますので、 暗号化などの対策が 必要になります。 これもリバースプロキシサーバーで 対応が可能です。 リバースプロキシサーバーと PC までの接続を暗号化します。 これによってインターネット上から 安全にアクセスすることが 可能になるのです。 こちらも図で確認してみましょう。 PC から暗号化された通信を リバースプロキシサーバーで復号し、 そして先ほどと同じように Web サーバーに接続します。 リバースプロキシから 返事を返す場合は、 再び暗号化をして PC に返します。 このようにすることによって インターネット上では常に 暗号化されたデータがやり取りされます。…

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