コース: InDesign 基本講座:文字組版・表組・印刷入稿

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文字をアウトライン化する

文字をアウトライン化する

InDesign の ドキュメント上に配置した 文字データは、 アウトライン化することで グラフィックとして扱うこともできます。 それでは、確認してみましょう。 サンプルファイルは 05 フォルダーの中の 05_05.indd というファイルを開きます。 この右側のページのサンプルを使って 文字をアウトライン化してみます。 アウトライン化する時には、 まず文字が入力されている フレームを選択して設定をする方法と 文字を選択して設定する方法があります。 それぞれやってみますので 選択ツールを選びます。 次に上側のテキストフレーム、 文字のアウトライン化という 入力がされているフレームを選択後、 「書式」メニューから 「アウトラインを作成」を選びます。 すると、元々あったフレームは無くなり、 文字がアウトライン化されています。 これらは選択ツールでも ダイレクト選択ツールに変えてみると アウトライン化されている様子が 分かります。 文字のアウトライン化のメリットは、 これと同じフォントを 保有していないパソコンに これらを表示したり、 プリントアウトしたりということが 可能になるということがひとつです。 但し、もう文字ではありませんから これを文字修正してほしいと言われても 直しようがないです。 最終形になっていることと 更にはこのままの形でプリントアウト、 表示をしたいという 用途の場合等に使えます。 次に下側の テキストフレームの中の文字を選び、 ここで同じ命令、 「書式」メニューから、 「アウトラインを作成」を選んでみます。 すると選択ツールに切り替えた時、 元のテキストフレームが 残っていることが分かります。 そして、アウトライン化した文字の部分を 選択ツールで選ぶと、 錨のようなマークが表示されています。 これはアンカー付きオブジェクトといって 文章と一緒に編集、 修正が流れていくというものですので 例えば、このフレーム自身が 少し大きめのフレームに なっていたような場合には、 これに続く文字、文章といったものを そこから続けて流していくことが できるわけです。 但し、ここではフレームが 残ってしまいますので、 実際のところは この上側のフレーム単位で 設定をするという方法の方が、 よく使われています。 更に右下のところにある 春という漢字なんですが、…

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