コース: InDesign 基本講座:文字組版・表組・印刷入稿

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

表の属性を設定する

表の属性を設定する

InDesign のテキストフレームに 制作した表組みについては、 表全体とその前後の段落とのアキの調整や また、左のページに見えているような 1行おきに反復して塗りを入れていく という設定などができます。 これらの設定は「表の属性」という コマンドを利用します。 それでは確認してみましょう。 サンプルファイルは 03 フォルダの中の 03_05.indd という ファイルを開きます。 右側のページのまずは表を選択します。 ここでは、選択ツールで表の中の 文字の位置でダブルクリックすると カーソルが表の中に入ります。 この状態で「表」メニューから 「選択」、「表」とすると 表全体が選ばれます。 表全体を選んでいる状態でも また、カーソルが入っている状態でも どちらでもいいんですが、 「表」メニューにある「表の属性」、 「表の設定」を選んでみましょう。 すると、上側には表の設定、 行・列の罫線、 塗りのスタイルや ヘッダーフッターの行数指定が できるようになっています。 ここではまず、 「表の設定」というところをクリックし、 下側の「表と段落のアキ」で 「表の前のアキ」を 3mm に設定してみましょう。 左下「プレビュー」にチェックが 入っていると、 「支店別の売上報告」という 見出しと表の間が アキが取れたわけなんです。 このように表の前後のところの アキについては、 「表の属性」設定で設定ができます。 また、表の外枠の線として、 外側の四角い矩形上の部分の 線の太さ、線幅や色、線種などが ここでも指定できます。 他、「塗りのスタイル」というところを クリックすると、 ここでは「なし」とした場合には 塗りが入らないんですが、 1行ごと、2行ごと、3行ごとの 反復をすることができます。 ここでは「1行ごとの反復」とし、 最初の1行のカラーを指定します。 今回はシアン0、マゼンダ 90、 イエロー 40 というカラーを選択後、 さらに、「濃淡」の指定では、 初期の設定で 20% という 薄いカラーになっています。 このままで今回は進め、 さらに次の1行分については カラーを「なし」とすることで、 反復をさせることができ、 その下にはスキップをさせるための 行数指定もできます。 例えば、最初の1行をスキップとすると、 塗りが入るのは2行目から となるわけなんです。…

目次