コース: InDesign 基本講座:文字組版・表組・印刷入稿

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相互参照を設定する

相互参照を設定する

InDesign で制作する ドキュメントには、 さまざまなものがありますが、 学術書、実用書、 そして教材、また論文集といったものなど いろいろあります。 そんな中でも、マニュアルや教材で よく使われる機能のひとつに、 相互参照という機能があるんです。 これは、続きはここで じゃないですけれども、 ページの途中に 説明が書いてあったときに、 その詳しい内容は、 何ページのここを見てくださいという 設定なんですね。 これは、相互という言葉が 付いているとおりで、 設定した箇所とその先の詳しい説明が 出ているところは、リンクされます。 そのため、リンクが継続していきますから、 ページの増減や 文字データの増減があっても、 常につながった状態で管理されるんです。 クロスリファレンスとも呼ばれる機能で、 文献ではよく使われる機能です。 ぜひ、覚えておきましょう。 それでは、サンプルファイルを開きます。 「06」フォルダの中の 「06_05.indd」という ファイルを開きます。 このファイルの構造を見ておきましょう。 画面右上初期設定ワークスペースの ページパネルをクリックすると、 全部で4ページの データであることがわかります。 現在、14、15 ページが 表示されていますが、 16、17 ページも見ておきます。 さて、15 ページの所に、 クロスリファレンスのための 矢印マークが入力してあります。 この箇所で、その文章を見てみると、 「内部バージョンの確認の他、 ドキュメントの編集履歴が確認できます」 という文章で、矢印が出ています。 この内容なんですけれども、 次のページの 17 ページですね、 次の次のページにある 17 ページ、 このページの所を表しています。 そこで、このドキュメント ヒストリーという所を、 文字として選んでみましょう。 選んだら、画面右上、 初期設定ワークスペースから 「テキスト編集」ワークスペースに変えて、 「段落スタイル」パネルを確認します。 段落スタイルパネルを確認すると、 この文字データに適用されている 段落スタイルは、 図表見出しでした。 この図表見出しの中のこの言葉を、 相互参照でつなげたいです、 という命令の出し方になるんですね。 そこで、まずは、 「相互参照」パネルを表示します。 相互参照パネルというのは、…

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