コース: InDesign 基本講座:文字組版・表組・印刷入稿

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スプレッドを隠してPDFを書き出す

スプレッドを隠してPDFを書き出す

InDesign ではスプレッド単位で、 PDF や画像書き出ししたくないという 設定ができるんです。 構成の際や または外部には見せたくないという ページが部分的に含まれているような ドキュメントの際には、 必要になることがあります。 どのように設定するのか 確認してみましょう。 サンプルファイルは 09 フォルダの中の 09_03.indd というファイルを開きます。 まず画面右側、 「ページ」パネルをクリックして ページ構成を確認しましょう。 2ページ目から始まり、7ページ目までの 6ページで構成されたドキュメントです。 今回この内の4ページ、5ページという スプレッド部分については、 PDF 書き出しの際に 除外したいと思います。 そんな時には4ページまたは5ページ または4-5ページを スプレッドとして選んだ状態で、 「ページ」パネルのパネルメニューから 「スプレッドを隠す」という 命令を選びます。 このサムネイルの選択を解除してみると、 指定したスプレッドには 目のマークと斜め線が、 更にサムネイル自身が 少し薄く表示されています。 このスプレッドというのは、 InDesign では、 ページパネルで横に並んでいる 複数ページのひとかたまりのことを 指しています。 今回の場合には、 この見開き2ページということですね。 それでは、この設定の後、 PDF を書き出してみます。 「ファイル」メニューから「書き出し」 画面下に出てくる 「ファイルの種類」の中から 「Adobe PDF(プリント)」を選びます。 保存先、ファイル名を確認し 「保存」ボタンをクリックすると、 どのような PDF を 書き出したいかということで 設定画面が現れました。 今回画面上の 「PDF 書き出しプリセット」は 「高品質印刷」という カラープリンターで出力するという 品質のものを設定します。 また「ページ」としては「見開き」単位で 書き出してみたいと思います。 先程のスプレッドを隠すという機能は、 ページ単位の書き出しであろうが 見開き単位であろうが 反映されるようになっています。 このまま、それでは 「書き出し」ボタンをクリックします。 それでは、 書き出された PDF を確認してみます。 書き出した PDF を開いた状態です。 画面右側、 Acrobat のビューアの中では…

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