コース: InDesign 基本講座:文字組版・表組・印刷入稿

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特殊文字・記号を入力する

特殊文字・記号を入力する

日本語文書の中で使用する記号のうち、 引用符やハイフン・ダーシは、 フォントによって、 字面内のベースライン位置が異なる場合や、 字形自体が 大きく異なって見えるものもあります。 また中には、 縦組み用、横組み用、 専用の文字・字体が 用意されているものもあります。 間違って使用すると、 誤字と見做されることもありますので、 注意が必要です。 それでは、入力方法について 確認してみましょう。 サンプルファイルは、 「02」フォルダの中の 「02_03.indd」という ファイルを開きます。 まず引用符、 ダブルクォテーションや、 またノノカギ、 ちょんちょんと呼ばれるような 記号があります。 左ページの4つ出ている所は、 横組み用のダブルクォテーション、 シングルクォテーションの 字形なんですけれども、 これ自体も、フォントが異なると 少し形が違って見えます。 また右側の4つは、 縦組み用の引用符になります。 さらに、欧文の場合には、 このダブルクォテーションの付け方、 またシングルクォテーションの付け方にも 決まりがあります。 さらにこの縦組み用の字の形を持った 欧文で使うものでも、 フィートやインチの時には、 この形を使うんですね。 このような情報については、 InDesign の操作とは 異なるように感じるかもしれませんが、 実際に文字を編集していく過程では、 異なる記号が使われていると、 違和感があり、 校正指示の入る部分となるわけです。 さらにハイフンやダーシを見た場合でも、 ダーシとして入力したものが 縦組みになっていると、 この中心に来るべきものがずれていたり、 またダーシというのは、 仮想ボディと呼ばれる 正方形の中いっぱいいっぱいを使った 字形になっているんですけれども、 これが、フォントによっては 離れてしまうということで、 2倍ダーシと言って、 引用文などでは、 このような長いダーシが使われるんですね。 離れていると、 おかしい形となってしまいます。 ハイフンにおいても、 そのベースラインの位置が 異なることもあります。 和文用のハイフン、 欧文用のハイフンでも、 その位置や字形が多少異なります。 ここでは、代表的な縦組みの二重引用符、 そして、ダーシでも、 2倍ダーシの入力の方法について、 実際に行ってみましょう。 右側のページでは、…

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