コース: InDesign 基本講座:文字組版・表組・印刷入稿

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アンカー付きオブジェクトを挿入する

アンカー付きオブジェクトを挿入する

InDesign では、 画像フレームに配置した写真、 図版といったものを ひとつの文字として文中に 埋め込むように配置することができます。 この機能を アンカー付きオブジェクトといい、 マニュアルの中の図版や 予定表の中の アイコンなどで使っていきます。 さらには電子書籍の EPUB というフォーマットが あるんですが、 電子書籍の中での 画像の配置でも この機能が使われています。 それでは設定方法について 確認してみましょう。 サンプルファイルは 02 フォルダーの中の 02_05.indd というファイルを開きます。 このサンプルでは、 予定表の中に 交通機関のアイコンを 埋め込んでみるということを行います。 まず左側のサンプルに見られるように 「飛行機」や「フェリー」といった 文字の部分にこれらのアイコンを ペーストの機能を使って 貼り付けていきます。 右側のページ「フェリー」という文字の所を 選ぶわけですが、ここには フェリーのアイコンを コピーペーストで貼っていきます。 そのため選択ツールで アイコンを選択後、 「編集」メニューから「カット」 さらに表組みの腹の 「フェリー」という文字を 選びます。 続いて「編集」メニューから 「ペースト」とすると、その位置に アイコンが 貼り付けできました。 そしてこのアイコンは、 ひとつの文字として この文章中では 扱われるようになります。 他の箇所も同様にして、 「フェリー」というところに 続けてペーストします。 次に選択ツールに切り替え、 今度は「バス」のアイコンを選び、 「編集」メニューから「カット」 この一覧表の「バス」と出ているところを 文字として選択後、 「ペースト」 他同様に「バス」という文字のところだけを 選んで「ペースト」としていきます。 続いて選択ツールに切り替え 今度は飛行機のアイコンを選び、 「編集」メニュー「カット」 表組みの中の「飛行機」の部分を選択して 「ペースト」 残りの「電車」の部分ですね。 アイコンを選択して 「編集」メニュー「カット」 また「電車」のところの 文字を選んで、 「編集」メニュー「ペースト」 としていきます。 それでは少し拡大表示して 見ていきましょう。 このアンカー付きオブジェクトのメリット としては、 ひとつの文字と同じ扱いですので、…

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