コース: InDesign 基本講座:文字組版・表組・印刷入稿

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オブジェクトに透明度を設定する

オブジェクトに透明度を設定する

InDesign は、 文字、表、オブジェクト、 フレームに対して、 それぞれ不透明度の設定ができます。 表現方法が広がり、 さまざまなレイアウト、 デザインで活用できますので、 不透明度のいろいろな設定方法を 確認しておきましょう。 サンプルファイルは、 「08」フォルダの中の 「08_02.indd」という ファイルを開きます。 この左ページに見られるように、 グリーンの四角形に 不透明度の設定をして、 後側、背面に見えている テントウムシのイラストに カーテンがかかっているような 表現にしたり、 また、複数のオブジェクトの重なりでも、 線だけを透明に、 塗りだけを透明にという指定もできます。 また、写真の上に、 文字を配置したいけれども、 見ずらくなってしまうというときには、 背面に白の透明をしく というようなこともあります。 文字を見やすくしたいというときには、 白縁の文字を付けたりということも あるんですけれども、 透明にすることによって、 またイメージが違って見えますね。 それでは、右側のページで 透明の設定を行います。 透明パネルというのが、 用意されているわけではなく、 InDesign の場合、 効果というパネルからの 設定になります。 それでは、選択ツールで、 右ページのテントウムシの上にある オブジェクトを選択します。 次に、画面右側、 テキスト編集ワークスペースに 効果というパネルが表示されます。 もちろん、「ウィンドウ」メニューから 「効果」パネルを出すという方法でも 構いませんし、 また、「テキスト編集」 ワークスペースではなく、 「初期設定」という ワークスペースの中にも、 不透明度というアピアランスがあり、 これも「効果」の中の 透明に関する命令のパネルとなっています。 いろいろな所から、 透明の設定はできるわけなんですが、 ここでは、「ウィンドウ」メニュー> 「効果」というパネルを通して、 設定をしてみましょう。 まず、選択した後、 オブジェクトに対する指定とすると、 この塗りと線それぞれに対して、 透明の指定が出せるようになります。 今回は、不透明度という 右上の所で 50%にしてみましょう。 そうすると、透けたように見え、 後側に隠れていたテントウムシの 一部が見えるようになりました。 そして、このオブジェクトという所で、…

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