リンクパネルで配置データの状態を確認する - InDesignのチュートリアル

印刷入稿用のパッケージを 作っていく過程で いくつかのステップがありますが、 １つ目が未使用のスウォッチやスタイルを 整理するということです。 そして、２つ目は リンクパネルによる配置画像や イラストの情報を 整理するということになります。 この２つ目のリンクパネルの 情報の見方について確認してみましょう。 サンプルファイルは 10 フォルダの中の 10_02.indd というファイルを 開きます。 このファイルでは、 「ページ」パネルで見てみると 全部で８ページの ファイルになっていることがわかります。 さらにリンクパネルを 確認したいときには、 画面右上ワークスペースは 「プリントと校正」に しておくといいでしょう。 最終的にデータを自分の手元から離して お客様先に納品したり、 また印刷入稿したりという 段になりましたら、 ここで最終チェックとして 「プリントと校正」ワークスペースの 各種パネルを利用するというわけです。 その中でも、今回は この「リンク」パネルというのを 使ってみます。 「リンク」パネルをクリックすると、 現在のドキュメントで使われている、 配置されている写真素材や イラスト素材といったものが 一覧で表示されます。 すると、この一番下のところで photo1.psd というファイルが クエスチョンマークが付いています。 どこで使われているファイルかを 確認してみましょう。 photo1.psd という 行をクリック後、 下側のアイコンの 「リンクへ移動」ボタンをクリックします。 すると、最終ページにある カバの写真であることがわかりました。 そしたら、このカバの写真を 正しい写真に差し替えていきます。 正しい写真は今回は image フォルダに入れてあります。 そのとき、「リンク」パネルの下側、 「再リンク」というチェーンのマークの ボタンをクリックします。 そして、10 フォルダの中にある image フォルダの中の h4_photo1.psd、 これがカバの写真ですね。 これを選んで開きます。 そうすると、先ほどまで出ていた クエスチョンマークはなくなりました。 このように、配置したデータは 「リンク」というパネルで 管理されています。 このとき、リンクが切れてしまったり、 また、元の写真素材が配置した後に 修正加工されていたりすると、…