コース: InDesign 2021 基本講座:基本操作

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

行取りを設定する

行取りを設定する

InDesign では本文中の 見出し部分に対して 行取りという機能によって 本文何行分の見出し という設定ができるようになっています。 本文と一部離した状態で 目立たせるという効果があります。 それでは設定してみましょう。 サンプルファイルは 08 フォルダーの中の 08_05.indd というファイルを開きます。 ここでは三段組になっている 縦組みのフレームグリッドがあります。 まず1段目の行取りのところに カーソルを置いて この文字列に対して 行取りの設定をしてみましょう。 文字を選ぶ または段落の中にカーソルを置いた状態で 画面右側「テキスト編集」の ワークスペースの「段落」パネルを 表示します。 「自動」と出ているこの部分が 段落のための行取り設定になっています。 ここでは現在「自動」となっていますけど 2行取りにしてみると 本文2行分の中央に この行取り機能という 見出しが配置されたのがわかります。 3行取りというようにすると 3行の中央となるわけですね。 ここでは2行取りにしてみます。 さらに2段目の行取りにつきましては 文字のサイズを調整してみます。 「自動」という設定になっているとき 「文字」のパネルで 文字サイズを 「40 Q」まで大きくしてみると 自動的に2行取りになりました。 これは「段落」パネルの 「自動」が設定されていると 文字サイズの大きさが変わったことによって 自動的に隣の本文との間の間隔を空ける 行取り機能が働いているわけなんですね。 ここではあえて1行にしてほしい という時には 1行取りという設定をします。 また段落の行取り機能の中でも このように2行の見出しになっている という場合に 同じく2行取りとしてみますと 各々の1行分が2行に 設定されたことで 見出し部分が離れてしまいました。 このような時には 「段落」パネルのパネルメニューから 「段落行取り」という機能を選ぶと これを一塊の段落とみなし それを2行取りにするという 仕事を行うわけなんです。 今回は3行取りにしてみましょう。 このように行取り機能というのは 本文行の中央に 何行分の中央に 見出しなどを配置するという機能です。 自動設定の場合には 2段目にありましたように 文字サイズの大きさによっては 自動的に2行取りになってしまうことが ありますので…

目次