コース: 職場でニューロダイバーシティの雇用を支援する

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マルセルがリモートワークについて語る

マルセルがリモートワークについて語る

マルセルは、 職場におけるニューロダイバーシティの 専門家です。 エンジニアリング企業で ダイバーシティ、エクイティ、 インクルージョンの責任者として、 ニューロダイバーシティの雇用に 取り組んでいます。 今回、ニューロダイバージェントの リモートワークについて話を聞きました。 マルセル、あなたにとって リモートワークのよいところは何ですか。 また、見直してほしいところがあれば 教えてください。 リモートワークでは、 身体障害や認知障害、気分障害といった 障がいがある人でも 柔軟に働くことができます。 日によって、または時間によって 体調にむらがあるとしても、 リモートワークなら、 体調が悪いときは仕事を中断し、 少し休んで、体調が回復したら、 中断したところから再開すればよいのです。 自分のライフスタイルに合わせて、 やりやすい形で働けます。 私には慢性的な痛みもあります。 多くの自閉症者が、 複数の持病を抱えています。 最近の調査によると、自閉症者の半数は 持病を4つ以上抱えているそうです。 リモートワークなら、慢性的な痛みに 対応しながらでも働くことができます。 顔を映さずにテレビ会議に参加できますし、 体が痛いときはベッドで楽な姿勢で 仕事をすることができます。 とてもありがたいです。 私の場合、認知能力は問題ないため、 自分の部屋など、安心できて 働きやすい環境が整っていれば、 1日に 15 時間だって働けます。 当社では、入社するときに Biodex という調査票があって、 自分にとって最適な学習スタイルや、 連絡するのに最適な時間などを記入します。 従業員は全米各地にいるので、 連絡するのに最適な時間だけでなく、 最適な連絡手段についても記入します。 対面で話すのがいい人もいれば、 電話やメール、別のオンラインツールが いいという人もいます。 このように入社時から自分の希望や 自分という人間について 明確に伝えることは、 役立っています。 チームの健康状態もチェックしていて、 その日の気分を確認するアンケートが 毎日あります。 たとえば、職場で孤独を感じていないか といった質問に答えます。 こうした取り組みは珍しいですが、 うちでは企業文化として定着しています。 また、チームのつながりが 途切れないように、 月に2回、チームフォーラムという…

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