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自動化をチームに有利に利用する

自動化をチームに有利に利用する

問題解決のためにタスクを実行しますが、 そのタスクをソフトウェアやロボットが 担うようになったらどうなるでしょう。 オフィスでのチーム管理は ロボットと無縁かもしれませんが、 人間にしか効果的にこなせないと思っていた 仕事をソフトウェアがこなし、その量は 今後どんなな分野でも増えるはずです。 マネージャーとしての会社への責務は、 費用対効果を高く保ち、 問題を解決することです。 技術活用の機会があり、 それが人件費よりも安く済み、 信頼できるなら使うべきでしょう。 例えば、メディア業界で 私は編集者として複数の技術系雑誌を 担当していました。 ライターはあらゆるソースから情報を得て、 集約し、ストーリーを書き上げ、 編集に回してきて、 誰かが新聞や雑誌のどの部分に 掲載するかを決めます。 金融系ニュースでは、そのタスクが ソフトウェアによって自動化されています。 スポーツ系ニュースもスタートアップ企業が 自動化を発表しました。 ソフトウェアが得意とするのは 反復作業であり、情報の取得や統合、要約、 そして人間に意味の通じるようまとめることは 苦手だとされてきました。 しかし現在では、下手なリにも作詞や 作曲ができるようになりました。 人間が作曲した曲と大きな差がないほど、 なかなかの腕前です。 また車の運転など複雑な操作は 到底自動化できないと思われていましたが、 自動運転車は既に存在し、 生産が始まっています。 人間が1台目を運転し、 3、4台の無人トラックが コンボイ走行を行っています。 これからは多くの仕事が完全に 自動化されていくことでしょう。 特定のタスクを担う技術が ますます増えていくのは確かです。 そのタスクの分配を決めるのは、 マネージャーであるあなたの仕事です。 ですので、別のレッスンでタスクの分配を チームに依頼する演習をしました。 ここでも重要です。 かつて人がしていたタスクが 自動化されていくにつれて、 チームの主な機能はタスクを再分配し、 できるだけ効率的に 業務を進める方法を模索し、 かつチームメンバーひとりひとりが やりがいを持って作業に取り組めるよう 配慮することになっていくでしょう。 技術のもうひとつの役割は、 メンバーのスキル強化です。 エンジンを修理するために整備士が使った グーグル・グラスのように、…

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