コース: グラフィックデザインの基礎:構図とレイアウト

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奥行きを表現する

奥行きを表現する

奥行きを十分に表現できる方法を 理解することは、 効果的な構図を考える ヒントになります。 例題として、このようなポスターの デザインを見ていきます。 このデザインの構図では、 奥行きというものが うまく表現されています。 ここでは、いろんな要素が 奥行きというものを表現していますが、 それをひとつひとつ見ていきます。 まず、この部分を見ていきます。 この部分を見てくと、 この大きな文字、そして、 その下にある丸、 さらに緑の丸、このように 重なりというものが 非常に何重にも使われています。 このようにデザインの要素同士を 重ねることによって、 奥行きを表現します。 今度は文字だけに注目してみます。 そうすると、まず、右上に 大きくタイポグラフィを 使ってあります。 そして、左下の方では、 明確に小さい文字が使われています。 このようなサイズ間の調整、 これによっても奥行きを 表現することができます。 そして、単なる重なり具合だけでなく このように色違いの丸、さらには、 丸の中に違った要素、 この場合は写真が入っています。 さらに、斜め線のパターンとしての円、 このように違った要素のものを 重ね合わせることによって、 さらに奥行きの奥深さを 表現しています。 このような奥行きを表現できると いうことは、構図において、 まず無理なく この一番重要な情報を読み取り、 さらに他の情報を読み取っていく、 このような受け手の作業というのが 非常にスムーズに行うことができます。 平面のデザインにおいて、 奥行きを表現する構図の作成の方法は 非常に重要になります。 構図に奥行きを持たせる表現を理解し 効果的なデザインの作成に 活用してみてください。

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