模様・パターン・テクスチャの効果を学ぶ
効果的な構図の構築をサポートする上で 重要な要素のひとつである パターンを活用する方法を学んでいきます。 例題として、Illustrator を使って このようなポスターのデザインを 見ていきます。 例えば、このようなパターンを 構図の中に加えてみました。 ここで見えるドットでできたパターンを デザインの要素として、 追加してみます。 このようにパターンをデザインの中の 構図の要素として使う際には、 このようになるべく元々ある 構図の要素を邪魔しないものが 望ましいと思います。 これによって、元々ある タイポグラフィ、そして、 このような図形の要素、それに パターンを加えることで 多様性を増やす、または、 重なりを増やすことによって、 奥行きを出すことができます。 さらに現在の背景は、 このようにカラー1色の フラットな背景になっています。 これにパターン、もしくは、 この場合ではテクスチャを 加えることによって、 さらに構図に深みを出すことができます。 この際、注意するのは、 構図に対して邪魔をしないもの、 邪魔をせずに構図に対して 奥行きを加える、 そういった働きのある物を意識して選択、 そして構図のひとつの要素として 使うことが重要です。 さらにパターンの使い方としては、 このように、上部に このようなドットのパターンを 加えてみました。 さらにポスターの下の方では、 このようなテクスチャの図形の要素を 加えてみました。 こうすることによって、 さらに多様性、 そして、奥行きが増すだけではなく 構図に対して邪魔にならない 使い方ということで 元々あるこの構図の焦点となる タイポグラフィの部分が より際立つようになります。 このようにパターンやテクスチャを 構図のサポートとして使うということは 非常に有効だと思います。 デザインをする上では、 パターンがどのように構図を サポートするのかを 常に意識することによって、 デザインの質が変わってきます。 今後のプロセスにぜひ 取り入れてみてください。