コース: グラフィックデザインの基礎:構図とレイアウト

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グリッドシステムを理解する

グリッドシステムを理解する

効果的な構図を構築していく上で 重要なプロセスである グリッドシステムを活用する方法を 学んでいきます。 例題として、このようなデザインを グリッドシステムを使って どのような構図を考えていくか、 それを見ていきます。 この例題では、 上部にロゴがあり、 そしてメインとなるメッセージ、 これが中央に来ています。 そしてこの前面に来ている デザインに対して、 背景にイラスト、 これが配置されてある。 非常にシンプルですが 効果的な構図のデザインだと言えます。 このデザインを 構図として見た場合には、 このようなガイド線を使って 構図を理解することができると思います。 要するにメインとなるデザイン要素が 真ん中に来ていて、 さらにこの焦点となる要素、 これが真ん中よりも 少し下に配置されてある。 そして基本的には、 右、真ん中、左、このように 3つの柱によって分けられている。 このような構図、 ということがわかると思います。 このようなデザインの 結果に辿り着くまでに グリッドシステムという考え方を使って、 構図を構築していきます。 まずどのようなプロジェクトをやる場合でも このように格子状の いわゆるグリッドを 作成することから始めます。 このグリッドは複雑にしても 問題はないのですが、 最初はこのようにシンプルなものから 始めることをおすすめします。 どのようなプロジェクトでも、 まず中心となる位置、 そして その中心を通る水平の線、 そしてその中心を通る垂直の線、 この真ん中の十字、 すなわち画面を四等分する線を まず考えます。 そしてさらにそれらを半分、 またその半分、そして 横に八等分、 そして縦に八等分、 この方眼、すなわちグリッドを 作ることから始めます。 こうすることによって中心、 または上下半分、 左右半分の線、 それらを明確にすることにより、 基本的な構図を 考えやすくしていきます。 それではこのグリッドに乗っ取って、 まず背景を配置していきます。 ここで背景のアクセントとなるのは、 この太陽の部分になります。 このようなアクセントとなる部分を なるべく真ん中、 あるいは中心、この部分から 少し離れて配置すると、 構図としてバランスが取れます。 特にこの方眼の 八等分のうちの3つ分、 または八等分のうちの 5つ分のマス、 これを目安に…

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