コース: コースサマリー:ストレスとうまく付き合う

コースサマリー:ストレスとうまく付き合う

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コースサマリー:ストレスとうまく付き合う

現代社会はストレス社会と言われるように 誰しも多かれ少なかれ ストレスを抱えているものです。 そもそもストレスとは、 外部から刺激を受けたときに生じる 緊張状態のことです。 例えば、ゴムボールが指で押されたさい、 この指からの刺激がゴムボールにとって ストレスの原因となります。 これをストレス要因・ストレッサー と呼びます。 通常ゴムボールは、指で押されると 元に戻ろうとしますが、 あまりにも強い力で押したり、 繰り返し押したら 元の状態に戻りにくくなり、 歪んでしまいます。 これがストレス反応と呼ばれるもので、 肩こりや、目の疲れ、 胃が痛いなどの「身体面」、 今までと違ってなんとなく 人と会いたくなくなったり、 些細なことで周りの人と 衝突をすることなどの「行動面」、 そして、不安感やイライラが増えたり、 憂うつな気持ちになるなどの 「心理面」に表れます。 これらのサインが表れている時は、 心の SOS と考えてください。 ストレスはある程度までは対応できますが、 限界を超えてしまうと ダムが決壊したように全身に メンタル不調として現れます。 つまりストレスとうまく付き合うには、 自分自身のストレスのサインに気づき、 できるだけ早く対処をすることです。 では、どのように対処するのでしょうか。 ストレスを感じたとき、 「嫌だな」「しんどいな」と思っている だけではストレスが溜まりがちです。 ストレスとうまく付き合うには、 まず、自分が感じているストレスを 書き出して「見える化」します。 そして次に、書き出したストレスは 取り除くことが「できるか」 「できないか」で仕分けをします。 仕分けが出来たら自分自身で 何ができるかを考えます。 物理的に取り除くことができないか? 考え方を変えたり他にできることはないか? を考えて、行動することで ストレスを軽減させることができます。 ストレスに対処するには、 具体的に3つの方法があります。 1つ目は「ストレスの原因そのものに 対処アプローチする方法」です。 これを「問題焦点型コーピング」といい、 ストレスの原因である環境や人間関係、 考え方を変えたり、人に相談することで ストレスフルな状態を軽減させたり 望ましくない反応を 回避したりすることができます。 2つ目は、「気分を変える」です。 気分がどんよりと滅入ったままでは 心身ともにしんどい思いをしてしまいます。 そこで、そのような時は自分の感情や 考え方を変える 情動焦点型コーピングを行います。 自分の好きなことをして気晴らしをしたり、 心身共にリラックスできるように リラクゼーションを行います。 これらは、いつも同じことをするのではなく 状況に応じて柔軟に選べるように 沢山の種類を持っておくことが大切です。 最後は、「ものの見方」を変えるです。 人には考え方の癖があります。 ストレスは、出来事に対してそれを どのように認知したかによって ストレス反応を引き起こします。 この認知に大きく影響を与えているのが 考え方の癖です。 考え方の癖には、「こうすべき」、 「こうあるべき」という思い込む 「べき思考」や 常に「100か0か」白黒つけたがる 「白黒思考」、 全て悪い方に考える「ネガティブ思考」や 自分の周りで起こる悪いことは 自分のせいと思い込む「個人化思考」 などがあります。 その他にも「拡大解釈思考」や 「レッテル張り思考」、 「心の読みすぎ思考」などが 代表的な考え方の癖です。 認知が極端に誇張され、 不合理な方向に偏ってしまうと 「認知のゆがみ」が生じます。 こういった考え方の癖を取り除くことで、 ゆがみを軽減することができます。 あなたは、自分を苦しめている 思い込みはありませんか? 普段、当たり前だと思っていることを 検証してものの見方を変えることで 無用なストレスを抱えずに、 心を楽にしてストレスと うまく付き合うことができます。 このコースは 「ストレスとうまくつきあう」コースの 内容を要約したものです。 詳しく学びたい方はこちらのコースを ご視聴ください。 このコースを視聴して ストレスフルな日々から脱却し 心を楽にしてストレスと 付き合えるようになりましょう。 All Rights Reserved, Copyright © Smile Stage

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