ワークブックを閉じる - Microsoft Excelのチュートリアル

このレッスンではワークブックオブジェクトを 保存する、および 閉じる方法について 解説をします。 まずワークブックを上書き保存するには Save メソッドを使います。 Workbook オブジェクト.Save こうすることでワークブックを 上書き保存することができます。 ワークブックを別名で保存する場合は SaveAs メソッドを使います。 Workbook オブジェクト.SaveAs 引数として保存するファイル名を フルパスで指定します。 ワークブックを閉じる場合は Close メソッドを使います。 Workbook オブジェクト.Close とすることで ワークブックを閉じることができます。 では実際に VBE でこれらのメソッドの 使い方について見てみましょう。 テスト用のプロシージャを 作成します。 まず wb というワークブック型の オブジェクト変数を作成し、 それに Open メソッドで開いた 現在のマクロと同じところに保存してある Book2 というファイルを開いて wb に格納します。 続いて開いたブックに インデックス１のシート、そして その A1 のセルに Hello と記入します。 そのファイルを保存し、 閉じるというプロシージャです。 では実行してみましょう。 Book2 を開いてみると このように A1 セルに Hello と入力されています。 では別の例も見てみましょう。 今度は新規のブックを作成し、 別名で保存して閉じる プロシージャを作ってみます。 今度は変数 wb に 新規追加したワークブックを格納します。 そのブックの１番のシートに Hello と入力します。 このブックを SaveAs メソッドで 現在のブックと同じフォルダーに NewBook として保存します。 最後に Close メソッドで 閉じます。 では実行してみましょう。 NewBook を開くとこのように A1 セルに Hello と入力されています。 このレッスンではワークブックオブジェクトを 保存する、または閉じる方法について 解説をしました。