コース: Excel VBA 基本講座

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セルの値を配列として取得する

セルの値を配列として取得する - Microsoft Excelのチュートリアル

コース: Excel VBA 基本講座

セルの値を配列として取得する

このレッスンではセル範囲の値を 配列に取り込んだり 配列の値をセル範囲に入力したり する方法について解説をします。 まず配列にセル範囲の 値を格納する方法です。 配列名 = Range オブジェクト .Value プロパティ このようにすることでセル範囲の値を 配列に取り込むことができます。 尚、この際使用する変数は Variant 型で用意する必要があります。 次に配列の値をセル範囲に 入力する方法です。 Range オブジェクト.Value プロパティ = 配列名 このようにすることで配列の値を セル範囲に入力することができます。 では実際にこの使い方を 見ていきましょう。 まず対象となる Excel ですが、 sheet1 はこのように値が 入力されているものとします。 VBE でこれらの値を 配列に取り込んでみましょう。 テスト用のプロシージャを 作成します。 まず myArray という変数を Variant 型で用意します。 この変数に sheet1 の UsedRange つまり使用しているデータ範囲、 その Value プロパティ 値を配列として 取り込みます。 内容を確認するために Stop ステートメントを挿入します。 実行すると Stop の時点で 止まりますので ローカルウィンドウを使って その内容を確認していきます。 ローカルウィンドウはその時点の変数や 配列の中を見ることができるウィンドウで VBE の[表示]>[ローカルウィンドウ] から開くことができます。 myArray はこのように 展開していくことで 中の値の様子を 確認することができます。 では続いて 取り込んだ配列の値を セル範囲に入力していきましょう。 sheet1、対象となるセル範囲は E1 から G4 とします。 この範囲の値 Value プロパティに myArray、配列を指定します。 実行してみますと このように E1 から G4 の範囲に 配列として取り込んだ値が入力されました。 配列をうまく活用することで、より高速な プログラムを作ることができますので ぜひ活用していきましょう。 このレッスンではセル範囲の値を 配列として取得する方法、 また配列をセル範囲に 入力する方法について解説をしました。

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