コース: Excel VBA 基本講座

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Cellsプロパティでセルを取得する

Cellsプロパティでセルを取得する - Microsoft Excelのチュートリアル

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Cellsプロパティでセルを取得する

このレッスンでは Range オブジェクトを 取得するもう1つの方法として Cells プロパティを使う 方法について解説をします。 Cells プロパティとは何かについて お伝えします。 Cells プロパティは Worksheet オブジェクトのプロパティです。 行番号、列番号を指定することで Range オブジェクトを 取得することができます。 Range プロパティの場合は アドレスで指定することができますが Cells プロパティでは 数値で指定することができますので 変数で指定しやすいという メリットがあります。 次に Cells プロパティの 書式についてお伝えします。 Cells プロパティは Worksheet オブジェクトに続いて ピリオド、Cells 括弧内に行番号、列番号 という順に指定します。 一般的にセルのアドレスは A1 など、列・行の順番ですが Cells プロパティの引数は 行・列の順番になりますので ご注意ください。 では実際に VBE を使って Cells プロパティの使い方を見てみましょう。 テスト用のプロシージャを 作成します。 まず rng という Range 型のオブジェクト変数を用意します。 用意した変数に Sheet1.Cells 3行目、2列目の セルを取得します。 これで変数 rng に 3行目、2列目のセルが オブジェクトとして取得できた ということになります。 ではその取得したセルの アドレスを見てみましょう。 rng に対して Address プロパティを使います。 実行してみます。 このように B3 というアドレスが 出力されました。 Cells プロパティの 応用として Range プロパティと組み合わせて使う 方法について見ていきます。 まず Sheet1 に対して With 文を使って rng に対して Range プロパティを使います。 Range プロパティの左上の セルの指定を Cells (3,2) と指定し 右下のセルの指定を Cells(5,5)と指定します。 実行してみましょう。 B3 から E5 のセル範囲を 指定することができました。 このように Range プロパティと 組み合わせて使うことで すべての引数を数値で 指定することができるようになります。 続いて For Next…

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