コース: Excel VBA 基本講座

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For~Next文による繰り返しをする

For~Next文による繰り返しをする - Microsoft Excelのチュートリアル

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For~Next文による繰り返しをする

このレッスンでは繰り返し処理の もっとも基本的な構文である Fot~Next 文の仕組みと その書き方について解説をします。 まず For~Next 文とは何か についてお伝えします。 For~Next 文は決められた回数の 反復処理を行う構文です。 次に For~Next 文の 書式についてお伝えします。 For~Next 文は初期値、 終了値、増加値という 3つの値を設定し、 「For 変数=初期値 To 終了値 Step 増加値」 と記述します。 続けて繰り返しの対象となる処理を記述し、 Next 変数で綴じます。 この構文の意味を説明します。 まず For~Next 文に 処理が入った場合に 変数に初期値が設定されます。 変数の値は中の処理が 繰り返されるたびに 増加値文だけ 増えていきます。 Step 増加値は 省略することができ、 その場合の増加値は 1となります。 そして変数の値が終了値に達した時に 繰り返し処理を終えます。 では実際に VBE で For~Next 文の 使い方を見てみましょう。 テスト用のプロシージャを作成します。 繰り返しに用いる変数 i を用意します。 整数型で宣言をします。 続いて For~Next 文を書いていきます。 For i の値の初期値は 1とします。 終了値を 10 とします。 Step は省略するので 増加値は1となります。 中の処理は 「debug.Print "Iの値: ",I」とします。 最後は next 変数 i で閉じます。 実行しますと i の値が1から順に 10 まで 出力されているというのがわかると思います。 では Step の値を 設定してみましょう。 Step 2 とします。 実行しますと i の値が 1から2個ずつ増加してるのが わかると思います。 さらに i の初期値を 10 として 終了値を1として 増加値を −1 にしてみます。 実行すると i の値が 10 から 1ずつ減っていき 1になった時にループが終了している ということがわかると思います。 繰り返し処理はプログラミングにおいて 非常に重要な処理と言えます。 このレッスンでは For~Next 文による 繰り返し処理の 書き方について解説をしました。

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