コース: Excel VBA 基本講座

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複数の条件による分岐をする

複数の条件による分岐をする - Microsoft Excelのチュートリアル

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複数の条件による分岐をする

このレッスンでは ElseIf および Else を使った より複雑な条件分岐の 方法について解説をします。 まず ElseIf・Else について 説明します。 ElseIf は If 文で2つ目以降の 条件式を設定するときに使用します。 Else は If 文でいずれの条件式も 成立しなかった場合の処理を設定します。 次に ElseIf または Else を使った If 文の書式について解説をします。 まず If に続いて 1つ目の条件式 A を記述し Then と入力します。 条件式 A が成立したときの 処理を記述します。 続いて ElseIf、 そして条件式 B Then と記述し 条件式 B が成立した時の 処理を書きます。 Else ブロックには いずれの条件式も 成立しなかった場合の 処理を記述します。 最後に End If を記述します。 この処理の流れを解説しますと まず条件式 A を判定し、 成立していれば 処理1を実行して 条件分岐の処理を終えます。 そうでない場合、 ElseIf に指定してある 条件式 B を判定し、成立していれば 処理2を実行、 そうでなければ処理3を 実行します。 では実際に VBE を開いて ElseIf または Else の使い方を見てみましょう。 テスト用のプロシージャを 作成します。 まず x という変数を整数型で用意し 25 という数値を代入します。 続いて If 文を作成していきますが 1つ目の条件は x が 20 より大きい。 その前の処理を If ブロックに入力します。 「20 より大きい」と出力する としましょう。 続いて1つ目の条件が 満たさなかった場合の 別の条件式を ElseIf で指定します。 ここでの条件式は 10 より大きいとしましょう。 出力としては 20 以下で 10 より大きいとします。 いずれの条件式も成立しなかった場合を Else ブロックに記入します。 「10 以下」と出力する としましょう。 そして最後に End If で閉じます。 では実行してみます。 1つ目の条件 x が 20 より大きいが成立しているため 最初の If ブロックの 処理が行われました。 では x の値を 変更してみましょう。 16 としてみます。 実行します。 今度は1つ目の条件は 成立しませんが…

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