コース: Excel VBA 基本講座

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配列を使う

配列を使う

このレッスンでは複数のデータを まとめて取り扱うことができる 配列について、またその使い方について 解説をします。 まず配列とは何か について解説をします。 配列とは複数の値を 格納できる変数のことを言います。 図のように複数の箱が 連結しているような構造になっていて 配列には名前を付与することができます。 またそれぞれの箱には インデックスと呼ばれる番号が 0番から順番に 付与されています。 尚、配列の中の値を 要素といいます。 次に配列の宣言の仕方について お伝えします。 配列の宣言をする場合には 「Dim 配列名(インデックス) As データ型」 このように記述します。 インデックスには用意する配列の 最大のインデックスを 整数で指定します。 続いて配列への値の 代入の仕方について説明します。 配列に値を代入する場合は 配列名に括弧でインデックスを指定し 「= 値」とします。 これにより指定したインデックスに 値を代入することができます。 またまとめて代入する場合は Array 関数を使います。 括弧内に代入する値を カンマ区切りで指定します。 次に配列の値の 参照する方法についてお伝えします。 配列の値を 参照する場合は配列名に続けて 括弧内にインデックスを指定します。 では実際に VBE で 配列の使い方を見てみましょう。 テスト用のプロシージャを 作成します。 まず配列の宣言をします。 dim x という配列名にして そのインデックスを3にします。 これを整数型で用意します。 インデックスが3なので 0番から 0・1・2・3 と 4つの箱が用意されたことになります。 続いてこの配列の中に 値を代入してみます。 0番のインデックスに5、 1番のインデックスに 10 を代入してみます。 また Debug.Print x(0) として その値を出力してみます。 同様に 1番と2番の値も出力してみましょう。 実行してみます。 このように0番の内容、また1番の 内容が出力されています。 尚、2番はまだ 代入がなされていませんが 代入していないインデックスには 0が格納されています。 したがって0が出力されます。 続いて Array 関数で配列に 代入をする方法を見ていきましょう。 Array 関数で代入をする場合には 宣言値に Variant 型の変数として…

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