コース: Excel:初心者のためのダッシュボード

スライサーとタイムラインでデータを絞る - Microsoft Excelのチュートリアル

コース: Excel:初心者のためのダッシュボード

スライサーとタイムラインでデータを絞る

ピボットグラフで一目で掴める 状態にしましたが、 例えば、駅前店の人気商品ベスト5を 見たいとか、一部の期間に限った ベスト5を見たいなど 様々な条件で見たいこともあります。 このレッスンでは、クリックや ドラッグで簡単にフィルター処理できる スライサーとタイムラインについて 解説します。 ピボットテーブル内を選んで 「ピボットテーブル分析」タブ、 または「分析」タブの 「フィルター」グループにある 「スライサーの挿入」を クリックします。 項目名が表示されていますが、 なんの項目のスライサーが 必要なのか、ということは どの項目で絞りたいのかを選びます。 「店舗」と「分類」を選んで OK をクリックします。 スライサーが表示されました。 タイトルバーの部分をドラッグすると、 移動できますので、 見やすい位置に配置しましょう。 少し、倍率を下げて 全体が見渡せるようにして グラフも移動しておきます。 サイズも変更することができます。 では、スライサーの操作をしてみましょう。 店舗のスライサーの「駅前店」を クリックすると、 駅前店のデータでグラフを 見ることができます。 複数の店舗を選びたいときには、 「複数選択」のボタンをクリックすると、 複数同時に選ぶこともできます。 再度、ボタンを押し戻すと、 また、ひとつの選択に戻りますし、 フィルターを解除するときには、 「フィルターのクリア」をクリックします。 「分類」でも抽出できますが、 今回のデータでは、「その他」と 「紅茶」に関しては、 元々種類が少なくて ベスト5にならないデータですね。 では、抽出を解除しておきます。 そして、日付についても スライサーで月ごとや四半期ごと、 また、年ごとに見ることもできますが、 何月から何月など日付の期間での 指定が必要かもしれません。 そんなときに叶えてくれるのが タイムラインです。 「タイムラインの挿入」をクリックして、 「日付」のチェックを入れて OK をクリックしましょう。 タイムラインが表示されました。 移動して操作しやすいように 少し広げておきましょう。 目盛りが月単位になっていますが、 四半期や年などに変更することもできます。 では、「月」に戻して、 今回は 2022 年の 12 月から 2023 年の1月という指定をしてみると その期間での結果を見ることができました。 そして、不要なスライサーや タイムラインは選択して Delete でいつでも削除できます。 ボタンをクリックしたり、 スライダーコントロールを ドラッグするだけで 抽出できるスライサーと タイムラインはダッシュボードの 利便性を高めてくれる機能です。

目次