ブックの保護によりシート構成を変更させない - Microsoft Excelのチュートリアル

ファイルを他のユーザーと共有するときに、 シートを削除されて、 参照している数式が使えなくなったり、 シート名が変更されて、 マクロが動作しなくなる ということがあります。 シートに対する操作で、 ミスを起こさせないようにするために、 このレッスンでは、 ブック内のシート構成を 編集できないようにする 「ブックの保護」を解説します。 ブック「Chapter03」を 開いています。 このブックでは、 「グループ化」シートと 「シートの保護」シートが 表示されていますが、 「商品一覧」というシートが 非表示になっています。 再表示するには、 シート見出しを右クリックして、 「再表示」をクリックします。 商品一覧がありましたので、 「OK」をクリックします。 この一覧表は、 「シートの保護」シートにある 請求書の商品名を検索するための 一覧表です。 これは、参照するだけなので、 表示する必要がないので、 非表示に戻しましょう。 右クリックして、非表示をクリックします。 このような参照するだけのシートは、 ユーザーに見せる必要がありませんし、 ときによっては、見せたくない 数式もあるかもしれません。 そんなときには、 シート構成を触らせないようにする 「ブックの保護」を使いましょう。 「校閲」タブの 「ブックの保護」をクリックします。 シート構成に チェックが入っているのを確認します。 パスワードもかけておきましょう。 ここでは、「ABC」と入れます。 「OK」をクリックします。 確認画面で再度 「ABC」と入れて、 「OK」をクリックします。 これで保護されましたので、 確認しましょう。 シート名を変えようと ダブルクリックしても、 「変更できません」と メッセージが出ました。 シート見出しを右クリックしても、 「挿入」や「削除」 「名前の変更」「移動またはコピー」 シート見出しの色や表示/非表示、 これらすべてが使えなくなっています。 これで、見せたくないシートを 表示される心配もなくなりました。 解除は、再度ブックの保護を クリックします。 先ほどのパスワードを、 「ABC」と入れて「OK」、 解除されました。 シート見出しを右クリックすると、 すべて使えるように戻っています。 ブックの保護と言うと、似たような機能に、 パスワードを知らないと…